〜 1月30日の花 ラナンキュラス(花金鳳花) 〜
花言葉 |
魅力的・美しい人格・光輝・晴れやかな魅力・名誉・名声・忘恩・かわいらしさ・大家族 |
別名 |
ハナキンポウゲ・ハナキツネノボタン |
科・属名 |
キンポウゲ科・ラナンキュラス(キンポウゲ)属 |
原産地 |
ヨーロッパ南東部〜中近東原産 |
状態 |
球根類 |
...........花のいわれ・特徴.........
ラナンキュラスは地中海沿岸、東南アジア原産の球根類で、日本には26種が自生しています。ラナンキュラスは18世紀にトルコからヨーロッパに入ったペルシャ系、18世紀後半のトルコからオランダに入ったフレンチ系、そしてトルコの宮廷で改良されたトルコ系などが分布しています。
さらにこれらをアメリカや日本で改良され、豊富な色と花弁数の多い種も生まれ、盛んに栽培されるようになりました。ラナンキュラスはアネモネの近縁種ですが、アネモネにはない黄色やオレンジの花色があります。薄紙を幾重にも重ねた造花ような豪華な花で、代表種は巨大輪種の「ビクトリア系品種」や超巨大輪種の「ドリーマー系」、矮性の「ポットドワーフ系」などです。
野生のものは花弁が5枚の一重咲きですが、その多くは八重咲き種で、赤・緋色・黄・白・オレンジピンクなど、青や紫を除くほとんどの花色が出回り、春咲き球根の中でも特に美しいことで知られています。いずれもろう細工のような光沢があり、華麗な色合いと重なった花弁が切り花や鉢物として評価され、人気を誇っています。
草丈は20〜60p。花期は2〜6月で鉢の市販期は1〜4月、球根は9〜10月頃です。画像は「R・エムグリーン(写真左)」、「R・コルテ(写真右上)」、「R・ラックス テセウス(写真右2番目)」、「R・ルーナ(写真右3番目)」、「R・ミノアン(写真右下)」です。
属名の「ラナンキュラス(Ranunculus)」は、ラテン語の「rana(ラナ)」(蛙)の意で、蛙が生息する湿地に自生していることからこの名が付いたとされ、または、葉の形がカエルに似ているからともいわれます。和名は色彩がとても華やかなので「ハナキンポウゲ(花金鳳花)」、または「ハナキツネノボタン(花狐の牡丹)」とも呼ばれます。
英名は金色に輝く花姿から「Persian buttercup (ペルシアン バターカップ)」、「Turban buttercup (ターバン バターカップ)」、「Garden ranunculus(ガーデン ラナンキュラス)」です。 |
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...........花の栽培.........
球根が晩夏から出回りますので、それを入手しますが、乾燥した球根をそのまま植えると、水分を急激に過剰吸収して腐りやすくなりますので、いったん湿らせたバーミキュライトに埋めて発根させてから植えます。
新根や新芽が発生してきたら、日当たりがよく排水のよい砂質壌土に、間隔15p、覆土2〜3pで定植します。冬は霜よけをするか、室内に取り込みます。花後は花茎を切り、葉が黄変したら掘り上げて球根を乾かし、保存します。 |
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