〜 2月20日の花 ハナナ(菜の花) 〜
花言葉 |
快活さ・初々しい・豊かさ・元気いっぱい・料理・豊かな財力・明るさ |
別名 |
ナノハナ・ナタネナ・ナバナ・アブラナ |
科・属名 |
アブラナ科・アブラナ(ブラシカ)属 |
原産地 |
日本・中国・南ヨーロッパ原産 |
状態 |
耐寒性一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ハナナは日本、中国、南ヨーロッパ原産の耐寒性一年草です。ハナナ(菜の花)は花を楽しむためにヨーロッパで食用のチリメンハクサイから改良されたといわれています。日本では昔、種子から油を採る油菜が主役でしたが、現在は「ハナナ(花菜)」と呼ぶ白菜系の観賞用が主役となりました。
葉の多くは縮れ、不規則に波状の切れ込みがあります。花は、60〜70cmになる太い茎に黄色の十字形をした小花をたくさん咲かせ、群生すると黄色の花が一面に咲きあふれます。主に花壇として利用され、早咲きのものは切り花として出回りますが、菜種油を取るアブラナは切り花には使われません。
古くは桃の節句にモモと一緒にひと組にして使う習わしがあり、現在でもその風習が残っており、モモとともに早春を告げる季節の花材として欠かせない植物です。同様に菜の花を題材とした詩歌も数々あります。またハナナ(菜の花)は花を観賞するだけでなく、カロチンやビタミン類、カリウム、鉄などのミネラルが豊富なので栄養価が高く、サラダやカラシ和え、塩漬け、お浸し、お吸い物などにも使われます。そのため旬の季節の野菜売り場にはよくこの菜が並びます。高さ60〜70p。開花期は12〜4月で鉢の市販期は1〜3月頃です。
属名の「ブラシカ(Brassica)」はラテン古名で「キャベツ」の意とされます。和名は「ナノハナ(菜の花)」、「ハナナ(花菜)」、「ナバナ(菜花)」、または「アブラナ(油菜)」とも呼ばれます。英名は「Field mustard(フィールド マスタード)」です。 |
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...........花の栽培.........
ナノハナは耐寒性もあり、強健で手のかからない植物です。日当たりと水はけのよい場所を選び、タネは花壇や鉢に直まきし、深く耕し株間10〜20cmにしますます。植えつけ時に緩効性の肥料を施し、その後は特に必要ありません。
アブラナ科の植物なのでアオムシや、ヨウトムシ、ケムシがつきやすく、定期的に薬剤を散布して駆除します。実が色づいたらタネを収穫し、乾燥させて涼しい場所で保管します。 |
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