〜 4月15日の花 ゴデチア(色待宵草) 〜
花言葉 |
かわらぬ熱愛・お慕いいたします・移り気 |
別名 |
イロマツヨイグサ・イロマツヨイ・サテンフラワー・ダイリンマツヨイグサ |
科・属名 |
アカバナ科・サンジソウ(クラーキア)属 |
原産地 |
南北アメリカ原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ゴデチアは北アメリカ、南アメリカ西部原産の一年草で、カリフォルニアからカナダにかけて分布する2種の原種から作りだされた「G・アメーナ(色待宵草)」種と、「G・グランディフロラ(大輪待宵草)」種があります。現在の園芸品種はこれらの交配で作りだされたもので、花弁が4枚の一重咲きと八重咲き、切り花用として利用されるものと花壇用の矮性種があります。
草丈は鉢物向けの15pから切り花用の80p以上のものがあり、葉は細く、線形から披針形で茎が隠れるほど密に付き、花びらは薄くしなやかで絹のような光沢があります。色は淡紅・ピンク・白・オレンジのほか、濃緋色や紫の斑入りもあり多彩です。ゴデチアは花壇などに群植すると自然に混植して色彩豊かで華やかになり、また、コンテナの寄せ植えアクセントカラーとしても最適です。開花期は5〜7月で鉢の市販期は5〜6月、種子は2〜5月・8〜10月頃です。
属名の「クラーキア(Clarkia)」は19世紀の探検家「William Clark(ウィリアム クラーク)」の名に因むとされます。旧属名である名前の「ゴデチア(Godetia)」はスイスの植物学者「C.H.Godet(シャルル・ゴデ)」の名に因んでいます。
和名は「イロマツヨイグサ(色待宵草)」、または「イロマツヨイ(色待宵)」で、マツヨイグサに似て花色が豊富なことや夕方に咲くことからとされます。ちなみに月見草などと同じ夕方に咲く花のなかでもゴデチアは昼を迎えても花がしぼみません。
英名は「Godetia(ゴデチア)」です。また欧米では、アメーナ種は赤紅色や紫紅色の花をつけ、夏の到来を告げる花ということから『Farewell to Spring「フェアウェル・トゥ・スプリング」(春よ、さようなら)』と呼ばれ、グランディフロラ種は大きな花を咲かせ、赤とピンクが中心の色鮮やかな花びらがサテンのような光沢をもつことから「Satin flower(サテンフラワー)」とも呼んでいます。 |
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...........花の栽培.........
土質は特に選びませんが、水はけのよい腐植質の砂質壌土が適します。直まきするなら薄く覆土をして水やりをします。移植する場合は9月中旬にポットにまき、小苗のうちに株間20pに定植します。
定植後の肥料は不要です。冬は霜除けをして、日当たりをよくし、過湿にならないように水やりすればよく育ちます。 |
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