〜 10月4日の花 クジャクアスター(孔雀アスター) 〜
花言葉 |
思い出・友情・可憐・悲しみ・一目惚れ・いつもご機嫌・飾り気のない人 |
別名 |
クジャクソウ・シロクジャク・キダチノコンギク・クジャクギク |
科・属名 |
キク科・アスター(シオン)属 |
原産地 |
北アメリカ原産 |
状態 |
耐寒性多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
クジャクアスターは北アメリカ原産の一年草で、宿根アスターの園芸種です。最近は1980年当時から売り出されていたシロクジャクと、ユウゼンギクなどの交配によって生まれた園芸種が多数作られ、白やピンクや紫・青・藤色などあり、総称して「クジャクアスター」と呼んでいます。
キクに似た純白の白花種は「シロクジャク(写真右上)」の名で出回っています。茎はよく分枝して株立ちとなり、長く伸びた茎は弓状に曲がり、数年を経ると茎の下部は木質化します。葉は細く長線形で、夏から秋にかけて2pほどの小さな野菊に似た優雅な花を咲かせます。一重と細い花びらをたくさん付けた八重咲き(写真右3番目)があります。花数が多いので独特の華やぎがあり、花壇や鉢植え、また花もちがよく、水に浸けておくと次々に開花するので切り花にも利用できます。草丈は60p〜1.5m。開花期は9〜10月頃で鉢の市販期は4〜9月、苗は3月と9月頃です。
属名の「アスター(Aster)」は、ギリシャ語の「aster(星)」という意で草姿を表したもので、ひとつひとつの花を星に見立てたものです。欧米では大天使ミカエルの祝日、9月29日ごろに咲く花にちなみ『Michealmas daisy「ミカエルマス(ミケルマス)デージ」』と呼んでいます。英名は「Frost aster(フロスト アスター)、またはフロスト フラワー」です。
和名は、ちょうどひと枝に野菊のような花が連なって咲き、孔雀が羽をひろげたような様子から「クジャクアスター(孔雀アスター)」です。別名「宿根アスター、クジャクソウ(孔雀草)」とも呼ばれます(マリーゴルドやハルシャギクも別名、孔雀草と呼ばれています)。他にも「クジャクギク(孔雀菊)」、「キダチコンギク(木立紺菊)」、また白い花を「シロクジャク(白孔雀)」、赤い花は「ベニクジャク(紅孔雀)」と呼んでいます。 |
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...........花の栽培.........
可憐な花に見えますが暑さ寒さに強くて丈夫です。土が湿りすぎていると根が傷むので、日当たり水はけのよい場所で、3月半ばか〜4月、または9月〜10月頃に植えつけます。旺盛に育ちますので、株間は広めにとり、盛夏は西日の当らない場所で管理します。
肥料は、生長〜開花期に月に1度の液肥を与え、表土が乾いたら水やりをします。草丈を低く咲かせたいときは、梅雨に入る時期に茎を15pの高さまでいったん切り戻します。秋に葉が枯れたら地際で刈り取り、株を分けて植え替えます。 |
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