草花を上手に育てるコツ

草花を上手に育てる
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草花を長持ちさせて上手に育てるには 〜



 草花を上手に育てるコツ・・【初めの一歩】 


せっかくガーデニングを楽しもうと思っても、上手に草花を育てられずに枯れさせてしまうケースが、初心者に多く見られます。


草花を上手に育てるコツとして覚えておきたいのは、植物も種類によって嗜好が違う点です。

日当たりが良くて水はけが良い場所を好む場合もあれば、日陰のジメジメした場所を好む場合もあります。元肥さえあれば追肥は不要の場合や、できるだけ追肥をしたい場合もあります。


育てる植物によって異なる特性をしっかり把握し、適した環境を維持してあげるのが一番大切なコツです。

ガーデニング初心者の中には、草花なら水と肥料さえ与えておけば簡単に育てられると考える方もいますが、それは大きな間違いです。


こまめに手入れをしてあげてこそ、元気に育ってキレイに花を咲かせてくれるものです。


 草花を育てる一番の楽しみは美しい花が咲き誇る姿です 


育てやすい植物の中から好みに合ったものを育て、ガーデニングのやり方に自信がついてから違う種類の草花にも挑戦してみましょう。

プランターや花壇にキレイな花が咲いている様子を想像しながら一生懸命手入れをするものですが、決して難しい手入れを実践するものではありません。

基本的には良い土に植えて、しっかり水を補給するように心がけて下さい。必ず追肥が必要になるものではありませんが、成長の度合いを見ながら肥料を与えると良いでしょう。

咲き終わった花がらはこまめに摘むようにすると、次に新しい花が咲きやすくなります。毎日観察をして、何か変わった様子がないか確認するのが、草花を上手に育てるためにも必要です。






 草花を上手に育てるコツ・・【どんな植物がおすすめ?】 


ガーデニング初心者はどこから手を付けていいかわからない…、という方も多いですよね。ならば病害虫や急激な気温差にも強い草花を選んで育ててはいかがでしょうか。


一年草の場合
一年草の草花ではパンジービオラサルビアマリーゴールドがおすすめです。次から次へと新しい花がつき、長期間楽しませてくれます。

パンジー・ビオラ
直径3p以上がパンジーで、3cm以下がビオラといいます。花壇や鉢・プランター・バスケットなど、冬から早春にかけて欠かせない主役の花です。大輪系から中輪系、小輪系、花の中心にはブロッチという模様入りのものまであり、ビオラの野生に近い小輪まであります。
パンジーについて ⇒ビオラについて
サルビア
日本では春蒔き一年草として扱う草花で、夏から秋花壇の代表種です。矮性〜高性まであり、燃えるような赤い花は、筒形の長い花もガクも赤く情熱的で、花の先端からのぞいている白い雌しべの先がアクセントです。花色は白や紫、ピンクの品種もあり、とくに寄せ植えの素材として人気があります。
マリーゴールド
夏・秋花壇の定番の花です。濃いオレンジや黄色、一重や八重咲きがあり、明るい雰囲気の品種が多く、春から初冬まで途切れることなく咲かせます。育種も盛んで覆輪、ストライプ入りなどの個性的な花も生まれ、秋に向かっても寂しい花壇に一役買ってくれます。ハーブとしても知られ、病害虫を駆除する効果もあるという優れものです。
マリーゴールドについて

多年草の場合
一度植えると次の年も元気に育ってくれる草花は、多年草のサクラソウやミヤコワスレ、キクなどで、ほとんど手間がかからず初心者向きの草花といえます。

サクラソウ
古くから日本の山地や河畔の野原に群生し、優しげな雰囲気を持った花です。江戸時代にはサクラソウの改良がブームとなり、多くの種類が生まれました。この花をお茶にして飲むと、不眠症やウツ病が治るといわれ、最近はエディフルフラワーとしてサラダの材料に用いられたりしています。
ミヤコワスレ
江戸時代から庭の下草や茶花として親しまれてきた花で、紫や薄紫、ピンク、白などの花色があります。中心にある黄色と周りの花びらとの対比が美しい花で、花壇や鉢植え、切り花に向きます。上徳天皇が承久の乱で佐渡に島流しされたとき、「恋しい都も忘れられる花」としたのがこの花とされます。
ミヤコワスレについて
キク
格調高い美しさの大菊から、個性的な花を咲かせる中菊、植えっぱなしのできる小菊、切り花や鉢植えに向く華やかな洋菊など、花色、花形とも多彩です。サクラとともに日本を代表する花の一つで、現在まで衰えることのない人気を誇り、この気高い美しさは、皇室の紋章としても知られています。
ハマギクについて ⇒ユウゼンギクについて ⇒ダンギクについて  ⇒シュウメイギクギクについて ⇒スプレーマムについて






 花を上手に育てるコツ・・除草剤について 


一般家庭で使用する除草剤は、あらかじめ希釈されていてそのまま使える葉茎処理型の液体タイプや、土壌処理型の下流タイプの除草剤を使用します。

このようなタイプの除草剤は、希釈することなく容器のままで散布することができるので便利です。ホームセンターやドラッグストアで購入できますので、ご家庭に常備されておくとよいでしょう。

除草剤は、風がなく、晴れ間が続く日に頒布するのがベストです。お子さんのいるご家庭や、庭先に犬や猫が遊ぶご家庭では、除草剤を散布した一週間程度は庭への出入りを禁じることをお勧めします。

土壌処理型で顆粒タイプの除草剤は、土を軽く耕した上に散布すると効き目も早く出ます。耕すことができない場合は、顆粒の除草剤を散布したのちに、流れない程度にじょうろを使って薄く水をまくことをお勧めします。この時、顆粒が舞い散ってしまわないように、静かにかけるようにしましょう。

余った除草剤は適切に処理します。川などに流すと生態系に影響を及ぼすこともあり、水質汚染の原因にもつながりますので、使いきることをお勧めします。


⇒⇒ ハーブと野菜のコンパニオンプランツ
⇒⇒ つる性植物とツルバラの育て方
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