化学肥料
(かがくひりょう) |
チッ素、リン酸、カリウムの3要素を科学的に作り、混合した肥料のこと。一般に、緩効性化学肥料に対し、すぐに効果が表れる即効性のある肥料。 |
花茎(かけい) |
花の茎のこと。狭義には、チューリップやガーベラ・タンポポ・ロゼットなど、葉をつけないでその上部に直接出て、花だけを付ける茎を指す。 |
花梗(かこう) |
花床からもっとも上にある葉までの柄の部分。花梗、または花柄(かへい)という。 |
花崗岩(かこうがん) |
石英(せきえい)・長石(ちょうせき)・雲母(うんも)などを主成分とする火成岩。御影石(みかげいし)の名で知られている。 |
笠置(かさぎ)レンガ |
レンガ積みで最上部に乗せるレンガ。 |
ガゼボ(gazebo) |
日本のあずまやと同様で、庭の大型修景構造物。 |
鹿沼土(かぬまつち) |
栃木県鹿沼地で採取した酸性の黄色粒状土。通気性や排水性に優れている。 |
株立ち(かぶだち) |
一つの根株から3本以上の幹が立ち上がった草木。株。 |
カラーリーフプランツ
(color leaf plants) |
葉の色がライムや赤褐色・班入り・銀白色など緑色以外の葉色の美しい植物。 |
緩効性化学肥料
(かんこうせいひりょう) |
肥料を与えた後、ゆるやかに効き目が現われるもの。栽培を始めるときなどに用いられる。 |
灌木(かんぼく) |
樹木を高さや幹の形で便宜的に分けるときに使う言葉で、低木と同意語。ドウダンツツジ・ユキヤナギ・シモツケなどがある。 |
観葉植物(かんようしょくぶつ) |
葉を観賞するために栽培する植物。主に室内で観賞し、一般に熱帯・亜熱帯原産の植物。 |
帰化植物(きかしょくぶつ) |
人為的な影響により、自生地から渡来してその土地に根付き繁殖し、生育する植物。 |
気孔(きこう) |
植物の表皮の孔辺細胞の間にある孔。空気や水蒸気のガス交換を行う小さな穴。葉の表面にもっとも多く、光や湿度により開閉する。 |
寄生植物(きせいしょくぶつ) |
他の植物から栄養を取って生育する植物。植物は光合成によって生育するが、一部の栄養を他の植物に依存する半寄生植物や、全寄生植物がある。 |
擬石(ぎせき) |
自然の岩石に似せて作ったコンクリート製の石。 |
キッチンガーデン
(kitchen garden) |
料理に使うハーブや野菜など、キッチンで活躍する植物が植えてある花壇。 |
客土(きゃくど) |
地表から30pほどの土を良質の土に入れ替える、土壌改良法のひとつ。 |
グラウンドカバー
(ground cover) |
土の表面が見えないように地面を覆うもの。ほふく性のある植物のほか、芝生や砂利・レンガなどが用いられる。 |
グラデーション(gradation) |
色を秩序正しく並べていくことで、花色をコーディネイトする場合、同系色で少しずつ色の違うものを並べたもの。 |
黒土(くろつち) |
有機質を含む火山灰土。保水性に優れているが、通気性・排水性が悪く、腐葉土などを混ぜて使用する。 |
化粧砂利(けしょうじゃり) |
砂利の一種で、表面に着色・塗装・研磨。切削など意匠上有効な仕上げをしたもの。 |
化粧ぶた(けしょうぶた) |
庭にある排水マスのフタのことで、庭つくりのときにいつもぶつかる問題。フタの中にテラスと同様のものを張って、マスブタを目立たなくさせる。 |
高山植物(こうざんしょくぶつ) |
高山に自生する植物で、森林限界より高さで生活する植物。日本の森林限界は2500m、北海道では約1500mの高さ。 |
広葉樹(こうようじゅ) |
葉の幅が広い被子植物。双子葉植物であまりかたくない樹木を指す。 |
高麗芝(こうらいしば) |
もっとも多く使われている日本芝に一種。姫高麗芝の品種もある。 |
コケ |
種をつくらず胞子で増え、維管束のない植物。古木・湿地・岩石の表面に生える、花の咲かない低い植物の総称。
|
木立ち性
(こだちせい・きだちせい) |
木の幹のように茎が太く、木質化して立ち上がる性質。キダチアロエ・木立ち性ベコニア・木立ちダリアなど。 |
鋸歯(きょし) |
葉の縁がのこぎりの歯のように、ぎざぎざで細かく切れこんだもの。葉の周辺が滑らかでぎざぎざがない場合は、全縁(ぜんえん)という。 |
クマデ |
長い柄の先にクマの爪のような鉄爪を数個並べたもので、落ち葉などをかき寄せる道具。 |
クリーピング(creeping) |
ほふく性のこと。枝が地面を水平に這うように伸びる性質。 |
結球(けっきゅう) |
ハクサイ・キャベツ・レタスなどの葉菜類で、葉が重なり合って球状をなす現象。 |
光合成(こうごうせい) |
植物は葉の葉緑体から、太陽光を利用して吸収した二酸化炭素と水分から有機化合物を合成する。これを光合成という。 |
骨粉(こっぷん) |
動物性の有機肥料の一種。 |
コテージガーデン
(cottage garden) |
イギリスで見られるガーデンスタイルのひとつで、郊外にある農家風の小さな家にある果樹や花木・花・野菜・ハーブなどが植えられている庭。 |
コニファー |
針葉樹の総称で、球果をつけるマツ・モミ類。色や形が美しい。 |
小端立て花壇
(こばだてかだん) |
レンガ積みや石積みの方法で、小端(側面)を立てるようにして積んだ花壇。 |
コンサバトリー(conservatory) |
イギリスなどで、よく庭に使われるガラス張りの温室のこと。 |
コンテナ(container) |
植物を植える鉢の総称。通常、単品を植える鉢以外の、大型のプランターやテラコッタなどを指す。 |
コンテナガーデン
(container garden) |
鉢植えなどで楽しんだり、種類の違った植物の寄せ植えしたものを総称してコンテナガーデンと呼ぶ。 |
コンパニオンプランツ
(companion plants) |
いっしょに植えると病害虫の発生が抑えられたり、生育のよくなる植物のこと。 |