新春のご挨拶ギフトの花飾り&慶賀の迎え花
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新春のご挨拶回りにおめでたい花飾りです。
花飾りの中に日本酒を一緒に活けました。
お正月花材は新年を迎えるにあたり、新たな一年が良い年であるようにと、「寿」の心がこめられています。
永遠の緑である松は、その未来の発展を期待する象徴でもあり、元旦や祝言の花材に用いられています。
その松は歳神さまを迎える依代(よりしろ)として門松を飾って目印とし、おせち料理を供え、一年の豊穣と幸せを祈ります。
そのおめでたい松と竹の花飾りに、和紙でラッピングした小瓶の日本酒を添えてみました。
花は、小菊・オンシジウム・ストック・ゴット・スプレー菊・ピンポン・ピラカンサです。 |
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慶賀の飾り花としておめでたい青竹のお正月飾りです。
青竹の器と持ち手に柳の枝を巻いてアセントを付け、雅やかに仕立ててみました。花入れである竹はすくすくと生長することで縁起のよい植物とされます。
南天は「難を転ずる」の意味からめでたい花材として、また同様に万両も縁起木のひとつで、牡丹に似た美しい葉牡丹はお正月の飾りによく利用されます。
その葉牡丹と松・柳・スペリカムを使ってお正月の迎え花を作ってみました。
花は、葉牡丹・スペリカム・松・柳・南天・万両です。 |
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日本酒を挿した花飾り「用意するもの」
材料
◆竹花入れ
◆吸水スポンジ
◆針金入り飾り紐
◆和紙
◆糊、またはボンド
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◆ナイフ
◆松
◆花
(小菊・オンシジウム・ストック・ゴッ
ト・スプレー菊・ピンポン・ピラカンサ) |
日本酒を挿した花飾りの「作り方」
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写真左 生花用の吸水スポンジを花入れ口の幅に合わせてカットします。
写真中央 カットした吸水スポンジを水に浸けます。この時無理に水に沈めず、自然に吸水させます。
写真右 小瓶の日本酒を和紙でラッピングして口元を針金入り飾り紐で結びます。 |
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写真左 吸水スポンジ中に入れても和紙が濡れないようにラップで包み、その上から飾り紐で結んでおきます。
写真中央・写真右 竹の花入れの口に合わせて和紙をカット。このとき竹の口より少し小さめにカットします。 |
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写真左 四隅に切り込みを入れ、2cmほど内側に折り返し、カット面の花入れの口をきれいに見せます。
写真中央 花入れの足の部分も同じように内側に折り返します。和紙をボンドで花入れに張りつけます。
写真右 両端を飾り紐で結び、水を含んだスポンジを花飾りに入れます。 |
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写真左・写真中央 ゴットとオンシジウムを活けます。次にスポンジに日本酒を入れる大きさの穴をナイフなどでくり抜き、日本酒を挿します。
写真右 残りの花を挿して出来上がりです。 |
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新春の迎え花の花飾り「用意するもの」
材料
◆竹花入れ
◆吸水スポンジ
◆ナイフ
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◆園芸用ワイヤー
◆花
(葉牡丹・スペリカム・南天・松・柳・万両)
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迎え花の花飾り「作り方」
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写真左 青竹に柳をきつめに巻き、園芸用ワイヤーで数か所止めておきます。
写真中央・写真右 柳をアクセントとするため、青竹の上部と取っ手部分に巻きつけます。このとき取っ手部分は穂先を揃えずに、少し手前で止めます。 |
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写真左 吸水用スポンジはご挨拶回りの花飾りと同じく、竹筒に合わせてカットし、水に浸けておきます。水を含ませた吸水スポンジを青竹に入れ、松を挿します。
写真中央・写真右 万両・葉牡丹・スペリカム・南天を挿して出来上がりです。 |
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