1月1日午前6時45分頃、犬吠埼の日の出が徐々に始まりました。
日本国内で最も早い初日の出の場所として有名なのが、犬吠埼です。横浜からそう遠くない場所でもあり、初日の出を拝めるとあって、夫とともに出かけてみました。混雑は充分予想していましたが、その人出の多さは私の想像をはるかに超えていました。
車で横浜を出発したのが、除夜の鐘が鳴り始めた午前0時ちょっと過ぎ。湾岸線より東関東自動車道で潮来まで、さらに水郷道路経由で犬吠埼に向かいました。銚子まで4時間ほどかかりましたが、ここまではスムーズに来れました。でも銚子大橋でついに渋滞に。
千葉県警総出と思われるほど、警官がいたるところで交通整理に当たっていました。進入禁止を設けた道路はパトカーによって塞がれ、わずかにある駐車場はすでに満車らしく、道路の片側は延々と続く路上駐車です。
どの脇道に入ってもすでに片側は駐車してあり、どの車も右往左往のお手上げ状態です。あちらこちらと探しまわり、やっと海岸から400m程離れた場所に駐車できた状態でした。 |
犬吠埼という地名には諸説があるが、中でもよく知られるものが義経の愛犬「若丸」が岬に置き去りにされ、主人を慕う余り、7日7晩鳴き続けたことから犬吠(犬が吠く)と名付けられたという説である。
他にはかつて一帯にはアシカ(ニホンアシカ)が繁殖しており(近隣には海鹿島があり、明治時代には2〜300頭のアシカが生息していたと伝えられる)、その鳴き声が犬に似ていたことから、犬吠埼と名付けられたという説もある。
ウキペディア(Wikipedia)より |
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私の右手側の人・人 |
私の左手側、犬吠埼灯台前の人波 |
左の写真は私の右手側を撮った光景です。左端に犬吠埼観光ホテルがありますが、その前からびっしりと海岸線に沿って初日の出を待つ人・人・人の列です。
写真右は灯台方面です。灯台のまわりや海岸線に沿ってやはりすごい人波です。分かりやすいように写真は明るくしてありますが、時間は6時を少し回ったくらいで、実はまだ薄暗い状態です。 |
いよいよ初日の出が始まりました。写真は時間を追って日の出の様子を撮影したものです。左の日の出間近の写真を撮った直後、ここで思わぬトラブルがありました。
カメラの電池に消耗切れのサインです。出発前、新しく封を切った電池を入れたのにも拘わらずにです。選りによって日の出が始まってからこの人ごみの中を土産店に走るというお粗末でした。
やがて徐々に日の出が始まりました。太陽が顔を見せるわずかな間、集まった群衆の思いがひとつになり、とても静かで厳かな時間が流れました。まもなくこの一瞬を待ち構えていたフラッシュの光、そしてシャッターの音が切れ目なくはじまりました。 |
≪帰路アクアラインに向かう途中、寄り道してきました。≫
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水産物センター内 |
巨大かまぼこ |
乾燥した薬効ハーブ |
ハーブガーデンの店内の様子 |
元旦ということもあって、この近くにある、銚子ポートタワーでは≪初春初打ち和太鼓の披露≫がありましたが、すごい混雑ぶりなのであきらめ、水産物直売センターに向かいました。
ここの食事処でシーフード料理を味わってきました。やはり新鮮なだけあって美味しいですね。土産用にアジの一夜干しと巨大かまぼこを買いました。
少し車の中で仮眠をとってから、九十九里ハーブガーデンに立ち寄ってみました。時期的にハーブはあまり見るものがなく、ただ店内に乾燥させたさまざまな効能をもつハーブがいっぱいに並べてあり、2つほど購入しました。私は快眠ハーブ、夫にはボケ予防ハーブを(^v^) |
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天窓にイルミネーション |
海ほたるから眺める広大な東京湾 |
ライトアップされた屋上 |
巨大モニュメント |
帰路はこのアクアラインを走りましたが、時間がないので海ほたるは少しだけ見物してきました。左端の写真は屋上に続くエスカレーターの天井に飾ったイルミネーションです。
右端の写真は、10qの改定トンネルの掘削に使用したカッターフェースです。これを回転させながら、川崎から海ホタルまでトンネルを掘ったのですね。目の当たりにすると凄い迫力です。夜にはブルーにライトアップされるそうです。
今回は時間がなくて屋内には入りませんでした。屋内には資料館や売店や飲食店・そして多目的休憩所もある総合施設で、ちょっとしたショッピングが楽しめるようです。 |
東京湾アクアラインは、神奈川県川崎市から東京湾を横断して千葉県木更津市へ至る高速道路です。アクアトンネルと呼ばれる川崎側の9.6kmと、アクアブリッジと呼ばれる木更津側4.4kmの長い橋で、日本第3位の道路トンネルということです。
名前の由来は、海上に浮かぶ光をイメージして一般公募により「海ほたる」とつけられました。ウミホタルは夜行性で青く発光し、日本の太平洋沿岸に幅広く生息しています。この様子は4階にある、映像水族館「アクアシアター」で、ウミホタルの実際に光る様子が見られます。 |
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