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夜のレンガウォールの様子です。鉢飾りが花を引き立てています。
中央の高い位置にランタン型の庭園灯と、控え壁の両横に直径16cmの丸型の庭園灯を取り付けてみました。
庭園灯を灯しただけで、花々に生気が溢れ、なおかつ庭全体が明るくなりました。
願わくば、中央にライオンの壁泉を取り付け、噴水を、とも考えましたが、残念ながらその器量がありません。
今回は大作を成し遂げたということで私の中では良し、としました。 |
画像にありますように、鉢飾りはアーチ窓を美しく見せ、花を引き立たせてくれます】
この鉢飾りは載せてあるだけですので、簡単に取り除くことができます。飽きたら鉢花だけでも引き立ちます。 |
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用意する物
◇板(45cm×30cm×2cm)
◇金網
◇塩ビ板(75×30)
◇針金
◇電動ドリル
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◇銅パイプ 直径1,3cm
◇ネジ棒(高さ35cm位)
またはガーデニング支柱
◇木片(大・小) |
長さ45cm幅30cmの板にカーブをつけた銅パイプ (曲げやすいので 【写真2】)を置き、印をつけます。 【写真1】
記した線に沿って両側にネジ棒かガーデニング支柱が入る穴をドリルで数箇所開け 【写真1】、支柱(ネジ棒は全部で22本)を立てます。
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そのネジ棒の内側に銅パイプと塩ビ板を2枚入れ、真ん中にモルタルの強度を保つために金網【写真3】を入れます。
モルタルが乾いたときに、金網が飛び出ないように、金網の高さは塩ビ板より少し低めにします。
銅パイプの直径1,3cmと同じ幅の木片を、数個用意します。木片に穴を空け【写真4】、針金を通しておきます。 |
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針金を通した木片を、写真 のように支柱と支柱の間に挟み、針金で固定します 【写真5】。
これはモルタルを入れたときの圧力で塩ビ板が広がり、型が崩れるのを防ぐためです。
両端にも、モルタルが流れ出るのを防ぐために、幅1,3cmの、支柱と同じ高さの木片を両端に挟みます。【写真5】モルタルを流し入れます。 【写真6】 |
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モルタルが乾いたら、支柱や塩ビ板、銅パイプなどをすべて取り外します。
出来上がった土台に、3等分したブリックを接着剤で貼り付けていきます。 【写真7】
またトップの幅1,3cmの部分にもブリックをカットして貼り付けます。そのあと筆でなぞりふき取れば出来上がりです。 |
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【花壇にも土を盛り花木を植え、出来上がった鉢飾りをセットして、花鉢を載せます】
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花壇には、季節がらクリスマスローズとツツジを植え、真ん中の三角コーナーには、季節季節の花を植えてみました。
写真ではゼラニウム、パンジー、スノードラゴンです。 |
アーチ窓には植木鉢ではなく、ハンギングバスケットを吊るしてみました。ハンギングバスケットはどの位置から見てもきれいに見えますので、外側に面している窓に適しているのです。
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アーチ窓の上部にハンギングバスケットを吊るすため、鉛のプラグを埋め込みヒートン洋灯吊を差し込みました。
写真の左側の窓には、花鉢を鉢飾りの中に置きましたが、鉢飾りを取り除いて植木鉢のみを置いてみました。
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日が暮れてライトが灯されると、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気が漂います。高い位置にあるこのライトはフォーカルポイントとしての役目を持たせました。
地上部分では、柔らかい灯が植栽を照らように、両サイドの控え壁のそばに取り付けてみました。
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レンガウォールを作り終えての感想
追加したい部分がまだたくさん残っています。
もう少し大胆に、そして変化に富んだものをと思い、青写真を作ったのですが、作っていくうちに予想外の失敗があり、何度か作り直しをする羽目となり、結局平凡な仕上りになってしまいました。
鉢飾りですが、最初は5段のブリックを貼った高さでしたが、飾ってみると、どこか間が抜けたような感じなのです。そこで1段をカットしたのですが、それでもまだしっくりとしない感が残りました。
でも、既存の花壇と一体化したレンガウォールには、今後、色々な試みができそうで、手直しをするのもまた楽しみです。 |
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レンガウォール2 ブリックの貼り型
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