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池が近いので道はさらにぬかるみ、渡し板をピョンピョンと渡って行きます。そしてこの踏み板を渡り終えると、左側に太い字で、「危険!マムシに注意」と立て札が立っているのです。 《ひぇ〜〜こわっ〜〜》
ここにマムシの標識があるのは承知しています。分かっていながら標識を見ちゃうんです。周りはシーンとして誰も居ないのです。見るからに気持ちの悪い銭形模様のマムシが、独特の姿態をくねらせ、すぐそばの草むらに潜んでいる気がして、ここから一気にドッキン、ドッキンが始まるんですね。だったら見なければいいのに、毎回見てしまうんです。困ったもんです。
この標識は、映画やテレビなどで 怖い怖いと思いながら見ていると、ここぞと思う段階でいきなり大音響を鳴らす、あの効果音に似ていますね。怖いんですよね。
ほんとうに、これ。 (ただ現在は、この3つの立札は取り除かれてあります。)
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