〜 10月5日の花 ガーリックバイン(大蒜葛) 〜
花言葉 |
個性的 |
別名 |
ニンニクカズラ・ガーリックカズラ |
科・属名 |
ノウゼンカズラ科・プセウドカリンマ(マンソア)属 |
原産地 |
熱帯アメリカ(メキシコ〜ブラジル原産 |
状態 |
非耐寒性常緑つる性低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ガーリックバインはギアナ・メキシコ・ブラジル原産で、熱帯アメリカで4種が自生しています。常緑のつる性の植物で性質はとても強健です。地植えでは他物に絡みつきながら数メートルにも伸び、柔らかな光沢のある葉(写真右中央)を付けます。
花は4〜5p、紫赤色で内部が白く漏斗状の花をびっしりと付け、美しい花を咲かせます。咲き始めは濃い色ですがだんだん爽やかな明るい紫色(写真右下)に変わり、やがて白色に変わるので、一株でさまざまな花色が楽しめます。10月も終わりになるとこの花が園芸店にたくさん出回るようになります。つるの長さは3〜5m。主な開花期は10〜11月で鉢の市販期は9〜11月頃です。
属名の「プセウドカリンマ(Pseudocalymma)」は「Pseudo(偽の、見せかけの)」が語源とされます。英名は「Garlic vine(ガーリックバイン)」です。和名の方は「ガーリックバイン」や「ガーリックカズラ」として流通していますが、葉やつるを傷つけるとニンニクのような匂いがするので、英名をもとに「ニンニクカズラ(大蒜葛)」と付けらています。
ちなみに現地の熱帯アメリカの先住民たちは、この葉やつるが発熱や呼吸不全、皮膚病などの症状をおさえる目的で利用しているそうです。 |
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...........花の栽培.........
高温と日光を好むので、日当たりの確保できるところで管理します。寒さには弱く、5℃以上を保てば冬越しが可能です。乾燥を好むので、表土が乾いてから水やりをし、春〜秋の生長期には、月1〜3回程度薄めの液肥を施します。
春〜秋は屋外の日なたに、冬は室内の日の当たる窓辺に置きます。春の4〜5月に植え替え、7月頃軽く切り戻します。 |
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