〜 10月13日の花 メキシカンブッシュセージ(アメジストセージ) 〜
花言葉 |
家族愛 |
別名 |
アメジストセージ・サルビアレウカンサ・ベルベットセージ・メキシカンセージ |
科・属名 |
シソ科・サルビア属 |
原産地 |
メキシコ原産 |
状態 |
非耐寒性小低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
メキシカンブッシュセージはメキシコ中部〜東部原産の常緑小低木です。宿根サルビアの仲間で、夏〜秋にかけてビロードのような光沢のある花を咲かせます。咲き始めは薄い青色ですが、次第に紫色から赤紫色へと変わっていきます。穂は長く色あせずに晩秋まで残り、葉は葉脈が目立つ長楕円形で、先端が鋭く尖っています。
紫の花のように見えているのは実は萼片で、その先端に白や淡桃、赤紫の小さく開いているのが花です。学名を「Salvia leucantha(サルビア
レウカンサ)」と言い、ハーブの一種ですが、葉を利用するよりはもっぱら観賞用として楽しみます。
生育が盛んなので株も丈もかなりの大きさになります。鮮やかな花をつけるので秋の花壇の主役として利用でき、切り花やドライフラワーにも適しています。また羽毛に包まれた葉や茎と装飾的な花は、リースにしても個性的な印象に仕上がります。草丈は60〜150cm。開花期は9〜11月で鉢の市販期は10〜11月、苗は4〜5月頃です。
属名の「サルビア(Salvia)」は、ラテン語の「salvare(治療)、またはsalxeo(健康)」を意味し、健康増進の薬効があることによります。流通名として学名の「サルビアレウカンサ」、またはセージと同じサルビアの仲間で紫色の花から「アメジストセージ」で出回ることもあります。またビロードのような光沢のある萼片をもつので「ベルベットセージ」とも呼ばれます。
英名はメキシコ中・東部に原産し、藪のように繁るので「Mexican bush sage(メキシカン ブッシュ セージ)」、または「Mexican sage(メキシカン セージ)」です。 |
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...........花の栽培.........
日当たり水はけがよく、腐植質に富んだ土壌を好みます。植え付け時に緩効性肥料を与え、その後は4〜6月に、月1回固形肥料を置き肥します。夏は乾燥しすぎないよう注意し、水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
花後に株元まで切り戻し、霜に当てないように冬越しさせます。初夏に1度、上部を切り揃えるとわき芽が出て、花がたくさん咲きます。 |
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