〜 10月15日の花 ヘリアンサス(柳葉向日葵・姫向日葵) 〜
花言葉 |
あこがれ・崇拝・快活な性格・誘惑 |
別名 |
ヤナギバヒマワリ・宿根ヒマワリ・ヒメヒマワリ・ゴールデン ピラミッド・コヒマワリ・オックスアイ |
科・属名 |
キク科・ヘリアンサス(ヒマワリ)属 |
原産地 |
北アメリカ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ヘリアンサスは北アメリカ原産のヒマワリの仲間で、園芸上はヘリアンサス属の多年草・宿根草類を指し、とくに小型のヒマワリのことをこのヘリアンサスと呼んでおり、ヒマワリに似た小輪の花を咲かせます。草丈60〜200cm。開花期は7〜10月、苗の市販期は4〜5月頃です。
仲間には『ヒメヒマワリ「H・デビルス」(写真右上と3番目)』、『ヤナギバヒマワリ「H・サリシフォリウス」(写真右2番目と右下)』、別種の「コヒマワリ(H・デカペタルス)」などがあります。
ヒメヒマワリは、葉は3〜10cmの卵形または心臓形で、草丈は約1.5m。花は径7cm前後で夏・秋にヒマワリを小ぶりにしたような黄色の花を咲かせます。黄色以外にも白色や八重咲きになるもの、丈の高い品種もあります。
ヤナギバヒマワリは秋咲きで、まっすぐに伸びた無毛の茎に、長さ30cmで幅は1cm以下のヤナギの葉のような細長い葉を交互にたくさんつけ、径5pの輝くようなレモンイエローの小花を株いっぱいに咲かせます。草丈が3mに及ぶほど大形のタイプもあります。よく出回るゴールデンピラミッドは草丈が1mの矮性種で、茎の先にまとまって花が咲きます。
別種のコヒマワリは夏咲きで宿根するタイプで、直立して横に広がり、大形で花径5〜8cmの半八重のデージーに似た花を7〜9月ころにかけて群生させます。葉は粗く槍形で鋸歯があります。暑さ寒さにも強く強健です。
属名の「ヘリアンサス、またはヘリアンツス(Helianthus)」は、ギリシア語の「helios(太陽)」と「anthos(花)」にちなみます。別名は柳に似た細い葉から「ヤナギバヒマワリ(柳葉向日葵)」、「ヒメヒマワリ(姫向日葵)、コヒマワリ(小向日葵)」などと呼ばれます。英名は『Ox eye「オックス・アイ」(雄牛の眼)』です。 |
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...........花の栽培.........
よく日の当たる場所に置き、表面が乾いたらたっぷりと水やりします。草丈15p程度のときに摘芯すると花数が増え、丈も低く草姿が整います。やや乾燥を好むので、水やりは土の表面が乾いてから与えます。
肥料は多すぎると丈ばかり伸びるので、春に元肥として化成肥料を施し、その後はあまり必要としません。冬は葉が枯れますが、春にはまた芽が出て大きく育ちます。株分けは春先に出た芽に根をつけて切り分けます。2〜3年に1回は株分けをします。 |
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