〜 10月25日の花 パイナップルセージ(サルビアエレガンス) 〜
花言葉 |
家庭的 |
別名 |
サルビア エレガンス |
科・属名 |
シソ科・サルビア属 |
原産地 |
地中海沿岸原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
パイナップルセージはメキシコやグアテマラ原産の多年草です。サルビアの仲間で、その仲間は世界で500種以上あるといわれ、古くからハーブとして利用されてきました。
パイナップルセージは花期も異なり、ほかのハーブが終わった夏の終わり〜秋の頃に真っ赤な花をつけて人目を引きます。葉や萼は比較的小ぶりで、5〜10pほどに育つ銀色の葉は細かい毛で覆われ美しく(写真右上)、葉を手でもむとパイナップルにそっくりな甘い香りがします。
この葉の甘い香りは肉料理の風味付けや、お菓子・ハーブティー・ポプリ・入浴剤などに使用され、また花壇や鉢植えなどの観賞用としても利用されています。色を美しく保って香りを長持ちさせるには、開花後すぐに茎ごと摘み、陰干しして乾燥させます。キッチンハーブとして一株植えておけば何かと重宝します。ただ寒さに弱いので冬は軒下で越冬させます。草丈は約1.5m、花期は7〜11月頃で市販期は通年です。
「セージ(Sage)」とは、ラテン語の「健康、治癒、救い」という意味に由来し、薬用植物として利用されたことによります。古代ギリシア、ローマでは薬用として非常に重宝されていました。「長生きしたい者は5月にセージを食べるべし」との諺もあるほど、昔から長生きのためのハーブとされていました。
英名は葉や茎に独特の香りをもつため「パイナップルセージ(Pineapple sage)」で、別名は「サルビア エレガンス(Salvia elegans)」です。 |
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...........花の栽培.........
乾燥した水はけのよい土地を好み、日当たりのよい場所が適しています。暖かくなる4月中旬〜5月頃、平鉢にバーミキュライトに腐葉土を3分の1ほど混ぜた用土を入れ、タネをまき、発芽したら間引きます。
植えつけの2週間前に1uあたり100gの苦土石灰と2握りの化成肥料を混ぜておき、さらに1週間前には完熟堆肥と腐葉土を各バケツ2分の1杯と、粒状化成肥料を2握りほど混ぜ合わせておき、本葉6枚になったら40p間隔で定植します。
草丈が40〜50になったら摘芯し、わき芽を伸ばします。水は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、4〜6月に有機質が配合された化成肥料を、月に1回株元に施します。 |
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