〜 10月26日の花 キャッツテール(キャットテール) 〜
花言葉 |
気まま・愛撫・上機嫌・とまどい |
別名 |
アカリファ・ファイアテール・サマーラブ・シェニール |
科・属名 |
トウダイグサ科・アカリファ(エノキグサ)属 |
原産地 |
インド原産 |
状態 |
常緑性多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
キャッツテール(またはキャットテール)は西インド諸島のドミニカ〜ハイチ原産の非耐寒性多年草です。アカリファ属は低木の観葉植物が多いのですが、キャッツテールはつる性の草本で、ベニヒモノキを小さくしたようなほふく性の小形種です。
長さ5〜7cmほどの茎は細く、ふっさりした赤い小花が鉢からこぼれるように花をつけます。その名の通り、ふさふさとした猫の尾のような特異な花形で人気があります。小さな花がたくさん集まった穂には花びらがなく、がくと長い雄しべがあります。
花期が長く、細い茎が地面をはうように横に広がるので、吊り鉢(写真上段中央)やコンテナガーデンに向いています。日光によくあてると花色がより鮮やかになり、反対に日当たりが悪かったり肥料が足りないと花穂が短くなる傾向があります。仲間には同じように長さ20〜50pの大型の花を付ける「フォックステール」という品種があります。草丈は20〜40cmで花期は通年ですが、主な開花期は6月〜10月頃です。
属名の「アカリファ(Acalypha)」は古代ギリシャ名「acalephe(アカレフェ)」で、この花がイラクサに似ることに由来しています。別名は「アカリファ レプタンス」です。雄花が密集して穂のようになって、ふっさりとした猫のしっぽのように見えることから「キャッツテール、またはキャットテール」の愛称で呼ばれています。
英名は、穂が飾り紐にも似ていることから「Chenille(シュニール)」と呼ばれ、あるいは「Summer love(サマー ラブ)」、または、ほのおのような尾という意の「Fire tail(ファイアー テール)」とも呼ばれます。 |
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...........花の栽培.........
鉢植えで購入し、花穂の数が多く間伸びしていない株で、葉色の黄ばんだものは避けます。高温を好むので、日当たりのよい場所に置き、春から秋の間は月に2〜3回の液体肥料を施します。
ただ窒素肥料が多すぎると花付きが悪くなるので注意します。水やりは、土の表面が乾くのを待ってからたっぷりと与えます。咲き終わった花は早めに摘み取ります。
5〜8月に挿し木で殖やすことができ、横に伸びますので、伸びたところを伏せておくと、そこから根が出ますので簡単に殖やせます。植え替えは4月頃に行います。 |
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