〜 10月29日の花 ルクリア(アッサム匂い桜) 〜
花言葉 |
優美な人・しとやか・においたつ魅力 |
別名 |
アッサムニオイザクラ |
科・属名 |
アカネ科・ルクリア属 |
原産地 |
インド北東部アッサム地方原産 |
状態 |
常緑低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ルクリアは、紅茶の産地としても知られるインドの北東アッサム地方の、標高2000m前後の高山に自生する半耐寒性の常緑低木です。日本には1970年代に輸入されました。
濃緑色の葉が美しい花木で、20p前後の葉の裏面には綿毛があり、つぼみはふっくらした球形をしています。細い筒を持った花は、径3〜4pで、先端が5つに分かれたピンクの華やかな5弁花を枝いっぱいに咲かせます。花色は淡いピンクや白を基調としますが、改良された品種には赤茶色やローズピンクなどがあります。
花もちがよく1ヵ月くらい楽しめ、冬の鉢花の中でも最もすばらしい芳香を放ちます。原産地が高山なので雨が多く比較的涼しい気候を好み、暑さは苦手な上、耐寒性がないためコンテナ栽培にするのが一般的となっています。樹高は30〜150cm。花期は花の少ない11月〜翌1月頃なので貴重な花でもあります。鉢の市販期は9〜12月頃です。
属名の「ルクリア(Luculia)」は、現地名がルクリ・スワといい、インドではこの花をルクリスワと呼んでいることが由来とされます。英名は「luculia(ルクリア)」です。和名も、アッサム州原産で香り高い木と桜色の花から「アッサムニオイザクラ(アッサム匂い桜)」と呼ばれています。花屋さんの多くはニオイザクラと呼ぶようです。
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...........花の栽培.........
寒さに弱いため、気温が安定する4月頃までは日当たりのよい窓辺に置き、水やりを控えます。春から開花期は、乾燥させると葉が黄変したり落ちたりするので、毎日水やりをします。
春に植え替えをして、気温が安定した頃に屋外に移します。株の傷みを避けるためには、西日や直射日光の当たらないひなたに置き、剪定は6月までに終わらせます。 |
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