〜 11月6日の花 ブライダルベール(タヒチアン ブライダルベール)〜
花言葉 |
幸福・願い続ける・豊かさ・鮮やかな人 |
別名 |
タヒチアンブライダルベール |
科・属名 |
ツユクサ科・ギバシス属 |
原産地 |
熱帯アメリカ原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ブライダルベールは熱帯アメリカに分布する常緑の半耐寒性多年草です。タヒチアンブライダルベールとも呼ばれ、名前がロマンチックなことと栽培が容易なことから根強い人気があります。
細く長い茎が這うようにつき、その先に花径5〜6oの小さなカスミソウに似た白い花をたくさん付け、花びらは3枚で雄しべが6、雌しべが1個です。葉は卵状の披針形で互生します。葉の表が濃緑、葉裏が暗紫で、葉に黄白色の斑が入る園芸品種もあり、この葉と白い花とのコントラストが見事です。
か弱そうに見えますが見た目より丈夫で、茎にある節から次々と芽を出して増えていきます。比較的寒さにも強く、暖地では戸外で育てることもできます。枝がたくさん垂れ下がるので吊り鉢に向いています。草丈は20〜30cmで、主な開花期は5〜7月頃ですが、温度さえ合えばほぼ通年咲いています。
属名の「ギバシス(Gibasis)」はラテン語の「gibber(膨らむ、こぶ)」という意で、この植物の萼の基部にこぶ状の突起があることに由来します。名前は小さな白い花をつける花姿が、ちょうど花嫁がベールかぶった様子に似ていることから「ブライダルベール」といいます。
英名は「Tahitian bridal veil(タヒチアン ブライダル ベール)」、「Dotted bridal veil(ドッテド ブライダル ベール)」です。 |
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...........花の栽培.........
夏は半日蔭になる場所に置きますが、開花が少なくなるようなら日照不足なので明るい場所に移します。強健ですが夏の暑さに弱く、蒸れると枯れます。水は乾燥気味に与え、春から秋までは2〜3日に1度、冬は1週間に1度くらいの割合で与えます。
中央が枯れる場合は茎を間引くか、思い切って3pくらいまで切り戻し、新芽を育てます。挿し芽も簡単にできます。冬越しは3℃以上必要なので、室内で管理します。 |
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