〜 11月7日の花 ユリオプスデージー 〜
花言葉 |
明るい愛・円満な関係・清楚 |
別名 |
ユーリオプシス デージー |
科・属名 |
キク科・ユリオプス属 |
原産地 |
南アフリカ原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ユリオプスデージーは南アフリカ原産の常緑性の多年草で、日本には昭和47年にアメリカから輸入されました。屋外の冬の寒さに耐え、晩秋から春にかけてマーガレットに似た花を咲かせます。
ユリオプスデージーの葉は柔らかな毛が生えた銀白色(写真右2番目)で深い切れ込みがあり、斑入り葉種もあり、シルバーリーフプランツとして人気を誇っています。花は長い柄の先に径3〜4cmの黄色の頭花を1つずづ付け、ほぼ上向きに開きます。
筒状花も舌状花も鮮黄色で銀白色の葉とのコントラストが素晴らしく、暖地で庭植えすれば1mくらいまで育ち、花数も多く、秋から翌年の初夏まで長期間楽しめます。寒冷地でなければ戸外で冬越も可能です。最近は早春の鉢花として急速に人気が高まり、暖地ではテラスやベランダの花として利用され、花の少ない冬の戸外で咲き続ける貴重な花です。鉢植えは矮化剤で低く育てているので、春に地植えにすると大きく育ち、初夏に一面に花をつけます。
緑葉のマーガレットコスモスと呼ばれる「クリサンテモイデス」も仲間で、極小輪、極多花性の「ゴールデンクラッカー」も近縁種として出回っています。草丈は50〜100cm。開花期は11〜翌5月頃で鉢の市販期は10〜翌4月頃です。
属名の「ユリオプス(Euryops)」はギリシア語の「euryps(大きな目を持つ)」という意で、花の形からついたといわれます。英名は「Euryops daisy(ユリオプス デージー、またはユーリオプシスデージー)」、「Grey-leaved euryops(グレイ リーブド ユリオプス)」です。また原産地の南アフリカでは『Bush daisy「ブッシュ デージー(木立性のデージー)」、または「African yellow daisy(アフリカン イエロー デージー)』などと呼ぶそうです。 |
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...........花の栽培.........
当たりのよい場所で、水はけのよい土に植えつけ、摘芯をして枝数を増やします。植えつけは5月〜6月と、9月〜10月が適期で、元肥として緩効性化成肥料を混ぜます。3月から11月までは2週間に1度くらいの割合で液肥を与えます。
表土がが乾いてから水やりし、乾燥気味に管理します。多湿を嫌いますが、乾燥しすぎると葉が巻いてきますので注意します。開花期間が長いため、咲き終わったら花がら摘みをこまめに行います。花が終わった茎は摘芯をかねて切り戻しをします。 |
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