〜 11月9日の花 マネッチア(粗毛火焔草) 〜
花言葉 |
名声・たくさん話しましょう |
別名 |
カエンソウ・アラゲカエンソウ・ファイアー クラッカーバイン |
科・属名 |
アカネ科・マネッチア(マネッティア)属 |
原産地 |
熱帯アメリカ原産 |
状態 |
つる性多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
マネッチアは熱帯アメリカ原産の非耐寒性常緑半つる性の多年草で、アメリカ大陸の温暖な地域に約50種分布しています。日本には江戸時代に輸入され、ろうそくの小さな炎のような花から、当時は「カエンソウ」の名で栽培されていました。よく見られるのは「マネッチア・インフラータ」で、秋から冬にかけて咲く筒状の花は、肉質でビロード状に粗い毛(写真上段中央)が生えています。
秋から冬にかけて咲く花はやや角ばり、長さ約2.5cmの花筒部は鮮やかな赤色で、先端が浅く4裂し、その先にわずかに反り返った黄色のユニークな花をつけます。葉は光沢をもち卵状の披針形で、先が尖って対生します。鉢植えとしてあんどん仕立てで栽培されていますが、つるの伸びが早く、トレリスなどに這わせて春から秋まで観賞できます。乾燥気味にして温度を保てば一年中咲き続けます。主な開花期は5〜11月、出回り時期は4〜12月頃で鉢の市販期は通年です。
属名の「マネッチア、マネッティア(Manettia)」は、18世紀のイタリアのフィレンツェ植物園の園長「マネティー(マネッティ)」の名前にちなんでいます。和名は花冠に粗毛があり、花の形がロウソクの炎を連想させることから『アラゲカエンソウ(マネッチア・インフラタ)「粗毛(荒毛)火焔草」』といいます。別名は「カエンカズラ(火焔葛)」です。
英名も同じ意ですが少し過激で、つるのあちこちで咲く花を、爆竹が炸裂するような様子と捉え、「Firecracker vine(ファイアークラッカー バイン)」、または「Brazilian firecracker(ブラジリアン ファイアークラッカー)」です。 |
|
...........花の栽培.........
開花中は日あたりのよい室内に置き、初夏から秋は日当たりと風通しのよい戸外で育てます。高温でよく育ちますが耐寒性はありませんので、冬越しは7℃以上に保ちます。
肥料は春から秋までは置き肥を施し、水やりは乾かしすぎないようにたっぷりと与えます。年越しの株は春に植え替え、5〜9月のの挿し木でふやします。 |
|