〜 11月17日の花 コリウス(金襴紫蘇) 〜
花言葉 |
善良な家風・健康・絶望の恋 |
別名 |
ニシキジソ・キンランジソ・コレウス |
科・属名 |
シソ科・コリウス(ソレノステモン)属 |
原産地 |
マレーシア・東南アジア原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
コリウス(コレウス)はマレーシア、東南アジア原産で、本来は低木状の多年草です。日本には春まき一年草として普及し、錦織のカーペットのような鮮やかな色彩の葉を楽しむ観葉植物です。
葉は互生し、大葉系と小葉系に大別され、さらにしわがあるものや切れ込みのあるものがあり、バラエティーに富んでいます。本種「C・ブルメイ(金襴紫蘇)」の他に変種を含めると150種ほどあるとされます。
品種には挿し芽でふやす栄養葉系と、タネから育てる実生系があります。花穂が出ない栄養葉系は強光に強く、葉形や色や株の大きさが多様で、さらに草勢が衰えないので人気があり、コリウスだけでも花壇ができるほどです。実生系はやや小形で、栽培品種の主流を占め、葉色は紅・淡紅・黄・白・紫など多彩です。夏の強光には弱いので半日蔭で育てます。
コリウスの代表的なものに花壇向きの「ハイウエイシリーズ」、小葉矮性でプランター向きの「セーバーシリーズ」などがあります。鮮やかな色彩を持ち、コリウスだけの寄せ植えも素敵で、秋のコンテナには欠かせない植物です。草丈は20〜100cm。葉の観賞期は6〜11月で鉢の市販期は4〜11月頃です。画像は「コリウスの花(写真右下)です。
属名の「Coleus(コリウス)」はギリシャ語の『koleos、coleos「コレオス」(鞘)」という意で、この花の管状になった雄しべの形にちなみます。和名はさまざまな色合いの美しい葉の様子から、「キンランジソ(金襴紫蘇)」や「ニシキジソ(錦紫蘇)」などと呼ばれています。英名は「Coleus(コリウス)」、「Painted nettle(ペインテッド ネットル)」です。 |
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...........花の栽培.........
好みの葉色の品種を栽培するにはタネから育てますが、それ以外は苗を購入して育てる方が管理が容易です。高温多湿を好むので、水はけと通気性のよい肥沃な土に植えつけます。定植でも鉢植えでも半日陰がよく、葉色が美しくでます。
表土が乾いたらたっぷりと水やりし、乾燥が続くようなら葉水もします。肥料過多になると葉色が濁るので、元肥のほかは肥料は控えめにし、伸びすぎた茎は切り戻します。挿し木で簡単に殖やすことができます。 |
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