〜 11月18日の花 ニシキギ(錦木) 〜
花言葉 |
危険な遊び・あなたの魅力を心に刻む・あなたの定め |
別名 |
ヤハズニシキギ・カミソリノキ・コマユミ・ゴシキギ |
科・属名 |
ニシキギ科・ニシキギ(エウオニムス)属 |
原産地 |
日本・中国原産 |
状態 |
落葉低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ニシキギは北海道〜九州地方、北東アジア原産の落葉低木です。山野に自生し、1cmものコルク質の翼(よく)(写真右3番目)が枝に沿って2〜4裂つくのが特徴で、翼の大きく発達したものは園芸的に価値が高いとされています。
葉は長楕円形で対生し、縁には鋸歯があり、初夏に径7oほどの淡緑色の花(写真右上)を多数咲かせます。新緑の頃目立たない程度の実がつきますが、秋に赤い実となり、熟すと裂けて紅い仮種皮に包まれた美しい種子が現れます(写真右2番目)。
秋には真っ赤に紅葉し(写真右下)、燃えるような鮮やかさで山を染め上げ、ほかの樹木の紅葉を圧倒し、この紅葉の見事さから秋の季語にもなっています。またニシキギは変異が多くいくつか知られていますが、特に山野でよく見かける枝に翼がないものを「コマユミ」として呼んでいます。樹高は2〜3m。開花期は5〜6月で観賞期は10〜11月頃、鉢の市販期は10〜11月頃です。
属名の「エウオニムス、またはユオニマス(Euonymus)」はギリシア語の「eu(よい)」と「onoma(名)」で、「よい評判」という古い言葉に由来します。また和名は、見事な秋の紅葉を、豪華な錦の織物に例えて「ニシキギ(錦木)」で、別名を「ヤハズニシキギ(矢筈錦木)」といいます。矢筈は矢の上部の弦を受ける箇所で、翼からの命名とされます。または「ゴシキギ(五色木)」とも呼ばれます。
またはコルク状の四角い翼が発達し、カミソリの刃のように見えるため「カミソリノキ(剃刀の木)」とも呼ばれます。英名は「Winged spindle tree(ウインジド スピンドル ツリー)、Burningbush(バーニングブッシュ)」です。 |
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...........花の栽培.........
水はけのよい肥沃な土に、植え穴に堆肥をたっぷりと混ぜ、12月〜3月上旬頃に高植えにして植えつけます。美しい紅葉のためには十分な日当たりが必要ですが、西日が当たらない場所を選び、また、紅葉の時期まで肥料分を残さないようにします。
水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。剪定は放任しても樹形がまとまるので、不自然にならないように整えます。 |
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