〜 12月2日の花 ブラキカム(姫秋桜) 〜
花言葉 |
優美・いじらしい・可憐なしぐさ・野生美 |
別名 |
宿根ヒメコスモス・スワンリバーデイジ・ブラキスコメ・ヒメヨナメ |
科・属名 |
キク科・ブラキスコメ(ヒメコスモス)属 |
原産地 |
オーストラリア南部・ニュージーランド原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ブラキカム(またはブラキコメ)はオーストラリア南部、ニュージーランド原産の半耐寒性秋まき一年草・多年草です。約60種の原種がありますが、その大半はオーストラリア原産です。ブラキカムには一年草のイベリディフォリア系と多年草のムルティフィダ系があり、一般に栽培されているブラキカムは「B・イベリディフォリア」です。
分枝した細い枝の先に、花径3p弱のコスモスに似た、柔らかで優しい感じの小さな花を多数咲かせます。花色は青紫や藤色、淡いピンク、白、淡黄色などがあります。一年草タイプは4月頃に開花して夏に枯れますが、多年草タイプは春から晩秋までと花期が長く、羽状に細い切れ込みが入った繊細な葉も魅力のひとつです。
基部からよく分枝するので、上手に刈り込むと茎がふんわりと広がるので、ハンギングバスケットやプランター、また寄せ植えのわき役として利用されています。草丈は10〜30cm。開花期は3〜11月、出回り時期は1〜7月で苗の市販期は10〜翌3月頃です。
属名の「ブラキスコメ(Brachyscome)」はギリシャ語の「brachys(短い)」と「kome(毛束)」という意で、冠毛が短いことからとされます。コスモスをひとまわり小さくしたような花なので、和名は「ヒメコスモス(姫秋桜)」、または「シュッコンヒメコスモス(宿根姫秋桜)」と呼ばれます。英名はオーストラリア南西部のスワン河の畔に咲くことから「Swan river daisy(スワン リバー デージー)」です。 |
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...........花の栽培.........
秋に赤玉土と腐葉土を半々ずつの割合の用土にタネをまきます。本葉2〜3枚で移植し、春にやや砂質で水はけのよいところに植えつけます。暖地では夏越しが難しいので一年草扱いですが、花後に刈り込んで風通しをよくして乗り切れば、秋に再び芽が出てきます。
寒地では春まきにし、6〜7月に花を楽しみます。伸びた茎は、春から秋の間ならいつでも刈り込めます。開花中はこまめに花がら摘みをし、肥料は月に1〜2回薄めた液体肥料を施します。 |
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