〜 12月4日の花 アイビー(ヘデラ) 〜
花言葉 |
友情・死んでも離れない・破綻のない結婚・永遠の愛・不死・誠実・不滅 |
別名 |
セイヨウキヅタ・ヘデラ・イングリッシュアイビー |
科・属名 |
ウコギ科・キヅタ(ヘデラ)属 |
原産地 |
ヨーロッパ・北アフリカ・アジア・原産 |
状態 |
つる性本木 |
...........花のいわれ・特徴.........
アイビーはヨーロッパ、北アフリカ、アジア原産の落葉または常緑木本で、最近では11種類に整理されています。数百種の園芸品種が作られ、日本には約100種あるとされ、葉の大小や・色合い・伸び方から多様な品種があり、形もバードフット形や斑入り形、丸葉形、波状葉形、など実に多彩です。
主に利用されるのは「ヘデラ・へリックス(写真左)」と「ヘデラ・カナリエンシス(写真右上)」などの品種で、代表的なのはイングリッシュアイビーと呼ばれる「セイヨウキヅタ(ヘデラ・へリックス)」の仲間です。10月頃に黄緑色に帯びた小さな花を咲かせ、果実(写真右下)は翌5月頃に黒く熟します。
重宝するのは緑が美しい常緑のつる性であり、強健で日陰でも育つためインドアプランツとしての使用や、フラワーデザインの添え葉や地面に這わせるグラウンドカバーとして活躍しています。また茎の途中から吸着根を多数出して張り付きながら這い上るので、壁面などを覆うこともできます。鉢ものとしても、コンテナガーデンやハンギングバスケットなどと幅広く使用でき、とても人気のある植物です。観賞期、市販期ともに通年です。
画像は「H・へリックスの”白雪姫”(写真左)」、「H・へリックス”ミニフェロン”の5裂した葉(写真右3番目)と斑入り葉(写真右2番目)」です。
属名の「ヘデラ(Hedera)」はギリシャ語の『ヘドラ「hedra」(座る、葉が密生する)』という意で、この植物の草姿に由来するとされ、または欧州キヅタのラテン古名が語源だとする説があります。ギリシャでは、永遠の生の象徴として女性から男性にキヅタをプレゼントする風習があり、婚礼の祭壇には必ずキヅタが飾られているそうです。
和名は、木質でブドウのツタに似ることから「セイヨウキヅタ(西洋木蔦)」です。英名は「English ivy(イングリッシュ アイビー)」です。 |
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...........花の栽培.........
寒さや暑さ、乾きにも強く、水はけがよく肥沃な土に植えれば少ない日照でも育ちます。肥料はとくに施す必要もなくとても丈夫な植物です。ほかの植物と組み合わせても合うので、寄せ植えなどにとても重宝されています
。茂りすぎて密になった枝にはアブラムシがつきやすいので、適当に枝を間引きます。伸びたつるは切り戻し、5月〜9月に挿し木をします。 |
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