〜 12月8日の花 アザレア(オランダツツジ) 〜
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アザレア(ハシヒメ) |
アザレア(レオポルド アストリッド) |
アザレア(ベニスズメ) |
花言葉(全般) |
愛の楽しみ・自制心・禁酒・恋のよろこび |
別名 |
ベルジアンアザレア・オランダツツジ・セイヨウツツジ |
花言葉(赤) |
節制・節度の愛 |
科・属名 |
ツツジ科・ツツジ(ロドデンドロン)属 |
花言葉(白) |
あなたに愛されて幸せ・充足 |
原産地 |
中国・日本原産 |
花言葉(ピンク) |
青春の喜び |
状態 |
常緑低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
アザレアは日本南部〜中国原産の常緑の半耐寒性低木です。日本産のツツジや中国産の暖地性常緑ツツジなどをヨーロッパで鉢植え用に改良された園芸品種です。日本には1892年に逆輸入されたもので、現在では2000種以上の種類があり、年々新しい品種が誕生しています。
品種によって一重や二重、八重咲き(写真左)があり、多くは大輪の八重咲きで、ツツジ類の中ではもっとも立体感があり、洋風の華やかな花びらが魅力的な花です。色は赤やピンク、白、紫紅色、絞りや覆輪など鮮やかな花色が揃い、また色の濃淡や、花びらの濃い縁取り(写真右上)があるもの、花びらがフリル(写真上段中央)もあります。
温室栽培用に改良されたため寒さにやや弱いものの、年末から花をつけはじめ春になるまで咲き続けるので、コンテナや年末年始の冬の鉢物として重宝され、冬の室内を彩る花として根強い人気を誇っています。花期は早生、中生、晩生があり、現在は9〜12月に開花する四季咲きが多く流通しています。高さは20〜100p。開花期は10〜翌4月で鉢の市販期は9〜翌4月頃です。画像は「ローズネット(写真左)」、「アルバート エリザベス(写真右上)」「フジマンヨウ(写真右2番目)」、「キング フィッシャー(写真右3番目)」、「ダンシング スノー(写真右下)」です。
名前のアザレアはラテン語の『Azaleos「アザロス(乾燥)」』という意で、乾燥した土を好む植物からとされます。日本ではオランダやベルギーで改良育成されたので「オランダツツジ(和蘭躑躅)」、または「セイヨウツツジ(西洋躑躅)」とも呼ばれます。逆に外国では日本のツツジのことをアザレアと呼ぶそうです。
英名は、当初ベルギーで盛んに育成されていたので「ベルジアンアザレア」呼ばれていましたが、それが略されて「Azalea(アザレア)」になったとされます。 |
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...........花の栽培.........
日当たりのよい窓辺やベランダなどに置き、強い寒さに当てないようにし、鉢土が乾いたらたっぷりと水やりし、真夏を除き液体肥料を、月2〜3回施します。夏の直射日光は葉焼けを起こすので遮光し、花後に枝を切り詰め、古土を半分ほど落として植え替えます。
挿し木は今年伸びた枝咲を10pほど切り取り、下葉を除いて鹿沼土のさし床に挿し、発芽したら秋に3号ポットに移植します。寒さに弱いので冬は室内に取り込みますが、夏は日陰で管理します。 |
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