〜 12月11日の花 コーレア(クリスマスベル) 〜
花言葉 |
信頼・互いをよく知る |
別名 |
コモンコレア・オーストラリアンフクシア・タスマニアベル・クリスマスベル・ネイティブフクシア |
科・属名 |
ミカン科・コーレア属 |
原産地 |
オーストラリア・タスマニア原産 |
状態 |
常緑低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
コーレアはオーストラリア・タスマニア原産の半耐寒性低木です。コーレアの仲間はオーストラリア東部に10種類ほど自生し、19世紀初頭にヨーロッパに渡り、「C・レフレクサ種」や「C・プルケラ種」などを交配親に、園芸品種が数多く生まれています。コーレアは最近日本に輸入された花で、細い枝を叢生し、小さく下垂する筒状の花を咲かせます。
葉は常緑の長円形で、表面は滑らかな明緑色ですが、裏側は白色の短毛が生え灰緑色に見えます。秋から冬にかけて丸いつぼみが次々に開き、赤や黄、オレンジ、サーモンピンクやベビーピンクなどの色をした釣り鐘型の小さな花が開きます。日本で主に出回っているのは、筒形で先が4裂して8本の雄しべが突出する(写真左)ピンク色の品種で、葉のわきから垂れ下がってつく花です。樹高は30cm〜3mで、開花期は11〜12月、鉢の市販期は9〜12月頃です。
属名の「コーレア(Correa)」は、ポルトガルの植物学者「Jose Francisco Correa de Serra(J・コレア・ダ・セラ)」の名前にちなみます。英名は「Common
correa(コモン コレア)」、「Native fuschia(ネイティブ フクシア)」です。
別名は「タスマニアベル」、「オーストラリアン フクシア」とも呼ばれ、開花時期によっては「クリスマスベル」の名でも出回っています。因みに同じ「クリスマスベル」で出回るランプを灯したような形の花に「サンダーソニア」がありますが、こちらは科が違いユリ科の植物です。 |
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...........花の栽培.........
冬は暖地以外では室内の日当たりのよい窓辺に置き、開花中は水を切らさないようにします。高温多湿に弱いので、梅雨から真夏にかけては、雨が当たらない風通しのよい場所に置きます。また乾燥しすぎると葉やつぼみが落ちることもあります。冬は霜に当てないように軒下などで管理します。 |
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