〜 12月14日の花 コトネアスター 〜
花言葉 |
変わらぬ愛情・童心・安定 |
別名 |
ベニシタン・シャリントウ |
科・属名 |
バラ科・コトネアスター(シャリントウ)属 |
原産地 |
中国中部〜西部原産 |
状態 |
半常緑低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
コトネアスターは中国中部〜西部原産の半常緑低木で、日本には明治初めに渡来しました。高さ50〜80cmほどの小低木で、小枝が弓状に曲がりくねり、横に這うように広がる性質があります。
日本ではコトネアスターというと『ベニシタン「horizontalis」(C・ホリゾンタリス)」を指し(写真左)、最も親しまれています。春に小さなピンクがかった白花(写真右上)をたくさん咲かせます。秋になると多く分かれた枝に、径6oほどの鮮赤色の実(写真右下)を無数に付けます。横に広がった杉綾模様の枝に幅広い葉が2列に互生(写真右2番目)し、光沢のある濃緑色は、秋には暗紅色に変わります。
コトネアスターの実はピラカンサに似ていますが、実の付き方はややまばらです。またピラカンサには刺がありますが、こちらには刺はありません。この果実の赤と葉の緑色の色合いを楽しむ樹木で、盆栽や寄せ植えに、またグランドカバーとして地面に這わせたり、壁や段差のある場所などに垂らして利用します。開花期は4〜5月で観賞期は10〜翌1月頃。鉢の市販期は11〜翌5月、苗は春と秋です。
属名の「コトネアスター(Cotoneaster)」は、古いラテン語表記の「cotonea(マルメロ)」と「aster(似ていて異なるもの)」という意にちなみます。和名は『ベニシタン「紅紫檀」(C・ホリゾンタリス)』、「シャリントウ(車輪燈)」です。英名は「(Cotoneaster)コトネアスター」です。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと水はけのよい場所を選び、3〜4月、または9〜10月に、化成肥料などの元肥えを施して植えつけます。2月と9月に、緩効性肥料を株の周りに施し、水やりは土の表面が乾いたら十分に与えます。
自然の樹形を楽しむ植物なので剪定はあまり必要ありませんが、生育期に不要な枝が伸びて樹形が乱れる場合は、適宜切り詰めます。6月〜8月、その年伸びた若い枝を10cmほどに切って土に挿します。 |
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