〜 12月16日の花 エンゼルランプ(カランコエ・ユニフロラ) 〜
花言葉 |
あなたを守りたい・幸福を告げる・小さな思い出・おおらか |
別名 |
カランコエ ユニフロラ |
科・属名 |
ベンケイソウ科・カランコエ(リュウキュウベンケイ)属 |
原産地 |
マダガスカル原産 |
状態 |
多肉植物 |
...........花のいわれ・特徴.........
エンゼルランプはマダガスカル原産の多肉植物です。世界中に分布しているカランコエの仲間で、冬に美しいランプの様な小花をたくさん咲かせます。現在エンゼルランプの名で流通しているのもののほとんどは改良品種で、赤やオレンジのほか、ピンクや黄色などの種類があります。
親の一つである「K・ユニフロラ(写真左)」は、普通の上向きに咲くタイプと異なり、崖や樹木などに着生し、茎が長くなると時には垂れ下がり、長さ2cmの赤色または濃紅の花を下向きに咲かせ、人気があります。葉は丸形や楕円形のものが対生し、厚く光沢をもち、茎は細くてほふく性があります。
他に、マダガスカル原産の野生種をオランダで改良させた園芸品種に、「K・ウェンディ(写真右中央)」があります。同じようにランプシェードのような花を下向きに咲かせ、花の先が黄色に染まり、4つに裂けたその口元からは黒い葯が覗いています。ユニフロラとともに冬の室内を飾る鉢花となっています。草丈は約50cm。開花期は11〜翌2月頃で、鉢の市販期は1〜翌3月頃です。画像は「K・ホーホ(写真右上)」、「K・ミラベラ(写真右下)」です。
名前の「エンゼルランプ」は鐘形の赤い花が下向きに咲き、ランプのような花姿が「天使が持つランプ」をイメージさせることからこう呼ばれています。英名は「Kalanchoe
uniflora(カランコエ ユニフロラ)」です。 |
|
...........花の栽培.........
鉢は葉が多く、花の茎がたくさん出ているものを選びます。冬は室内の日の当たる窓辺で、春〜秋は屋外の、雨に当たらない日陰で育てます。乾燥に強く過湿を嫌うので、水やりは土の表面が白くなるほど乾いてから十分に与え、冬場は特に乾燥気味に管理します。
肥料は花の咲いている間は与えず、春〜秋は2か月1回、緩効性肥料を施します。花が終わったあとは早めに花がら摘みをし、挿し芽で殖やします。 |
|