〜 12月17日の花 シーマニア(シーマンニア) 〜
花言葉 |
コミュニケーション・繁栄 |
別名 |
グロキシニア シルヴァテカ・シーマンニア ラティフォリア |
科・属名 |
イワタバコ科・グロキシニア属 |
原産地 |
ペルー・ボリビアなどの南米原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
シーマニアは南アメリカのペルー、ボリビアなどの熱帯森林に自生する常緑の多年草です。秋から春にかけて細長い茎の上にそれぞれ10個程の朱色や橙、黄色の筒状の花をつけます。常緑で皮のような手触りで厚みのある葉(写真右上)をもちます。
花冠の先端は浅く5裂してやや反り返り、口元の花の内側は黄色味を帯び(写真右中央)、お腹が膨らんだ金魚のようなかわいい花を次々と咲かせていきます。秋の終わるころから春向かって咲き、上手に栽培すると約3ヶ月咲き続けるので、花の少ない時期に冬を彩る花のひとつとして人気があり、秋から冬の鉢花として出回っています。
ただ、熱帯の植物でありながら夏の直射日光に弱く、また寒さにも弱いので、冬季は15℃以上の保温が必要です。シーマニア(またはシーマンニア)は、以前はイワタバコ科の中でシーマンニア属に分類されていたことからこの名前がありますが、現在はグロキシニアの仲間です。正式名は「シーマンニア・ラティフォリア」、「グロキシニア・シルヴァティカ」です。草丈は30〜60cm。開花期は10〜翌2月頃で、鉢の市販期は10〜12月頃です。
属名の「Gloxinia(グロキシニア)」はドイツの植物学者「B.P.Gloxin(グロキシン)」の 名前にちなみます。英名は「Bolivian
sunset (ボリビアン サンセット)」、「Bolivian sunset gloxinia(ボリビアン サンセット グロキシニア」で、自生地と花色から付けられたとされます。 |
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...........花の栽培.........
11月になると園芸店に鉢花が並びますので、これを求めて育てます。寒さに弱く、屋外では冬越しできませんので、冬は室内の日当たりのよい窓辺に置きます。15℃の温度を保てば、つぼみが次々と咲き、2月頃まで楽しめます。また夏は軒下など直射日光の当たらない場所に置きます。
花がら摘みをこまめに行い、花の期間が長いので、10日に1回、1000倍に薄めた液肥を与えます。夏場に葉に水をかけると、株が蒸れで枯れるので、葉をよけて水やりします。5〜6月頃に株分けをします。 |
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