〜 12月26日の花 カレープラント(エバーラスティング) 〜
花言葉 |
不滅の愛・黄金の輝き・刺激・独創的 |
別名 |
エバーラスティング・イモーテル・イタリアンストローフラワー・ハーブオブグレース |
科・属名 |
キク科・ヘリクリサム(ムギワラギク)属 |
原産地 |
ヨーロッパ南西部原産 |
状態 |
常緑低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
カレープラントはヨーロッパ、アジア、アフリカ原産の常緑低木で、美しいシルバーリーフが印象的なハーブで、歴史の浅い比較的新しい品種です。夏にからし色がかった黄色の花が茎の先端に集まって(写真右下)複数の花房をつくり、株元は木質化します。
綿毛に銀灰色がが美しい草姿(写真右上・上段左)は、他の草花を引き立て、園芸植物としても観賞価値があります。花壇の縁取りや、最近は特異の葉色から切り花や寄せ植えに使用され、ドライフラワーにもなります。彩りとして用いるならば、リースやポプリ、トピアリーにも利用できます。またカレー粉の原料ではありませんが、葉や茎にカレーの強い匂いをもつので、料理の香りづけなどに利用されます。樹高は30〜60cmで花期は6〜8月、観賞期は通年で苗も通年です。
属名の「ヘリクリサム(Helichrysum)」はギリシャ語の「helios(太陽)」と「chrysos(金色)」という意にちなみます。別名は乾燥させても鮮やかな花色が褪せないことから『エバーラスティング「Everlasting」(永遠に続く)』、または『イモーテル「Immortelle」(不死)』です。またカレープラントの生薬名は「エイキュウカ(永久花)」ですので、すべて縁起のよい名前です。
英名は茎葉にカレーの匂いがあるため「Curry plant(カレープラント)」、または、「Italian everlasting(イタリアン エバーラスティング)」です。 |
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...........花の栽培.........
日当たりや水はけがよく、肥沃な土壌に苗を入手し植えつけます。肥料は緩効性肥料を春と秋に施し、乾かし気味に管理し、水やりは表土が乾いたらたっぷりと与えます。花後に軽く切り戻し、春先に株元まで切り戻します。
7〜8月に咲く花は咲いたものから順番に収穫してドライフラワーやポプリにします。葉を料理に使う場合はフレッシュでもドライでも使えます。また霜には耐えますが、凍るほどの寒さでは枯れますので、寒冷地では室内で冬越しさせます。 |
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