〜 1月1日の花 スノードロップ(待雪草) 〜
花言葉 |
希望・慰め・恋の最初のまなざし・初恋のためいき・友情 |
別名 |
マツユキソウ・ユキノハナ・ユキノシズク |
科・属名 |
ヒガンバナ科・ガランツス(マツユキソウ)属 |
原産地 |
ヨーロッパ南部原産 |
状態 |
球根類 |
...........花のいわれ・特徴.........
スノードロップは地中海南部〜コーカサス原産の多年草で、原種は約15種あります。ヒガンバナ科の早咲きの球根植物で、草丈15〜20pの大形種と5〜10pの小形種が一般的で、純白の花びらが3枚合わさって、茎の先に雪のしずくのような花を1茎に1花、下向きに咲かせます。
まだ雪が解けやらぬ時期に咲く愛らしい花で、内側の花びらには緑の模様があります。ヨーロッパでは純潔の象徴とされ、天使が触れた雪の化身という伝説から生まれたと言われます。花期は1〜3月で鉢の市販期は12〜翌1月、苗は9〜10月頃です。
属名「ガランツス(Galanthus)」は、ギリシア語の『gala 「ガラ(乳)」』と『anthos 「アントス、アンサス(花)」』の意で「乳白色の花」という意味にちなみます。和名は「マツユキソウ(待雪草)」、または「ユキノハナ(雪の花)」といいます。イギリスでは「雪のしずく、または聖母の小ローソク」、ドイツでは「雪の花・雪の小さい釣鐘草」などと呼ばれ、いずれも早春の残雪の中から顔を出す花として春をイメージしています。
英名は「雪の耳かざり」という意で、この花が中世ヨーロッパの女性が身につけていたイヤリングに似ているため、「Snow drop(スノードロップ)」と呼ばれます。またカトリック教会では2月2日の聖燭節(マリアの清めの祝日)にスノードロップを祭壇に飾るため、聖燭日の花ともなっています。 |
天使がくれた雪の化身
その昔、禁断の実を食べてしまったアダムとイブは、エデンの園から降りしきる一面の吹雪の中へ追い出されてしまいました。寒さに震え、凍えそうな二人の前に天使が現れ、「もうすぐ春が来るから絶望してはいけませんよ・・」とささやきました。天使は二人を慰めると、そおっと雪に触れました。すると雪がとけだし、その下から純白の可憐な花が現れました。それがスノードロップだったといわれます。 |
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...........花の栽培.........
環境の変化に弱い性質があるので、一度置き場所を決めたらなるべく移動させないようにします。室内の明るい窓辺で、レースのカーテン越しの光を当て、表土が乾いたら水やりします。夏は日陰になる場所で管理し、水やりを控え、茎節にシワが入るほど乾燥気味に。
肥料は4月中旬頃に植え替えたときに、元肥として5号鉢に、緩効性化成肥料を5g施し、生長期に月2回薄めの液肥を補います。 |
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