〜 1月5日の花 ユキワリソウ(雪割草) 〜
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ミスミソウ(三角草) |
ユキワリソウ(雪割草) |
ミスミソウ(三角草) |
花言葉 |
あなたを信じます・信頼・期待・内緒・優雅・高貴・自信・和解 |
別名 |
ミスミソウ・スハマソウ |
科・属名 |
サクラソウ科・サクラソウ(プリムラ)属 |
原産地 |
東地中海・小アジア原産 |
状態 |
多年草 |
...........花言葉の伝説と由来・特徴.........
ユキワリソウは日本原産のサクラソウ科プリムラ属の落葉宿根草です。日本各地の山地に自生する花で、サクラソウに似た紅紫色の5弁花(写真右上)を開きます。1〜2cmの可憐な花を健気に咲かせます。葉は3〜8cmのへら形で裏面に淡黄粉を密につけます。草丈は10〜15cm、開花期は2〜4月頃です。
属名の「プリムラ(Primula)」は、ラテン語の『primus「プリムス(最初)」』のという意が語源とされます。和名は春まだ浅い時期に雪を割るような姿で現れるため、「ユキワリソウ(雪割草)」と素敵な名前がついています。
またユキワリソウの名で呼ばれているのは、葉の先が三角に分かれているキンポウゲ科の『ミスミソウ「三角草(ヘパティカ・ノビリスの変種)」』、あるいはミスミソウの仲間で、洲浜台(弧状になった砂浜のこと)に似るので「スハマソウ(洲浜草)」があります。
花に見えるのは6〜9枚の萼で、2〜5月頃にピンクや薄紫、紅紫、白などの可憐な花を咲かせ、根茎は這うように伸び、冬も枯れません。庭の下草や路地植えとして楽しめます。英名はハート形の葉から「Liver Leaf(肝臓の葉)」とも呼ばれます。ただ、植物分類上においてはサクラソウ属のユキワリソウが正式のユキワリソウだとされ、ミスミソウをユキワリソウと呼ぶことは誤用だといわれます。 |
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...........花の栽培.........
とても強健な性質で、日当たりでも半日陰でもよく育ちます。4月または9月に、赤玉土小粒と等量の砂に、1割ほどの腐葉土を混ぜ、水はけのよい土に植えつけます。
春先から新葉が開くまではよく日に当て、その後は明るい日陰に置きます。施肥は5月と10月に週に2回液体肥料を施し、水切れをしないようにします。夏は過湿に、冬は強い風に当たると花が傷むので注意します。
露地植えの場合は木陰を選び、腐葉土をすき込んだ土に植えつけ、タネは開花後に結実したものをとりまきすると、翌春に発芽します。 |
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