〜 1月6日の花 ビオラ(三色菫) 〜
花言葉 |
私のことを思ってください・忠実・誠実な愛・信頼・少女の恋・空想の羽 |
別名 |
タフテッドパンジー・サンシキスミレ・ガーデンパンジー |
科・属名 |
スミレ科・ビオラ(スミレ)属 |
原産地 |
ヨーロッパ・西フランス原産 |
状態 |
一年草 |
...........花言葉の伝説と由来・特徴.........
ビオラはヨーロッパ、西フランス原産の一年草で、世界中の温帯地域に500種ほど自生しています。一般にビオラと呼ばれているものはパンジーの一系統で、晩秋から晩春までつぎつぎと花を咲かせ、パンジーとともに冬の代表格の花です。
ビオラは欧州原産のスミレ(ビオラ・コルヌータ種)を中心に、ピレネー原産の野生種など種間交配した園芸種で、改良されたパンジーの改良育種のなかから生まれたものです。野生種に近い丈夫な小輪系をビオラ、または花径が4p以下のものをビオラと呼ぶようです。
花径2〜4pと小輪ですが、パンジーより強健できわめて花立ちがいいのが特徴です。ただ小輪系のパンジーや大輪系のビオラも誕生していますので、最近は区別するのが難しくなっています。花色は紫・赤・ピンク・オレンジ・白・黄・複色などで、パンジーに比べ少し劣りますが、可憐な花姿は原種に近い素朴な味わいがあります。早春から初夏にかけてのハンギングバスケットによく利用され、花壇はもちろん、コンテナ栽培にも適しています。草丈は15〜20cm。花期は12〜5月で苗の市販期は9〜翌4月頃です。
属名の「ビオラ(Viola)」はギリシャ語の「ion(イオン)」が語源で、ギリシャ神話の天帝ゼウスが少女イオのためにスミレの花を咲かせたたという伝説に由来します。名前の「ビオラ」は属名の「Viola」からで、元はギリシャ語でスミレやニオイアラセイトウなどを指した言葉だったそうです。和名は「サンシキスミレ(三色菫)です。
英名は「Violet tufted pansy(バイオレット タテッド パンジー)」、「Garden pansy(ガーデン パンジー)」、『Hearts ease「ハーツ イーズ(心を癒すものたち)」』です。 |
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...........花の栽培.........
苗は最初の花がついた直後が植えつけに最適の状態ですので、店頭ですでに花がたくさん付いているのは避けます。植えつけ時期は厳寒期を除く10月〜翌年の3月に、赤玉土5、腐葉土3、バーミキュライト2ほどの混合土を用い、日当たり水はけのよい場所を選び植えつけます。
開花が始まったら週1回、液体肥料を与え、こまめに花がら摘みをすると、長い間花が楽しめます。タネができると株が弱って花つきが悪くなるので、花がらごと取って結実させないことがポイントです。水やりは表面が乾いたらたっぷりと与えます。 |
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