〜 1月7日の花 ヒマラヤユキノシタ(ひまらや雪の下) 〜
花言葉 |
深い愛情・情愛・秘めた感情・順応する・忍耐 |
別名 |
ベルゲニア・オオイワウチワ・ウインターベゴニア |
科・属名 |
ユキノシタ科・ベルゲニア(ヒマラヤユキノシタ)属 |
原産地 |
ヒマラヤ(アフガニスタン、チベット)原産 |
状態 |
多年草 |
...........花言葉の伝説と由来・特徴.........
ヒマラヤユキノシタはヒマラヤ、中国、シベリア原産の多年草です。名前の通りヒマラヤ地方に自生していた草花で、日本に伝わったのは明治の初期頃です。栽培されているのは交配によって作成された園芸品種です。
地上部に出る太い根茎に、葉径15〜30pほどの革質の厚い葉(写真右中央)がつき、冬には美しく紅葉します。大ぶりの葉に比して花はとても可憐で、分枝した花茎の先に淡桃色の円錐花序の五弁花を咲かせます。咲きはじめは淡くだんだんと濃くなり、花色は主にピンクですが白や紅色もあります。
近縁種には「シベリアユキノシタ」、「アルタイユキノシタ」など多くありますが、これらもヒマラヤユキノシタとして流通しています。半日影でも生育し、何年たっても草姿が乱れないので和洋を問わず植えられ、日本庭園の石組みの間や花壇・鉢植え・グラウンドカバーとして重宝されています。草丈は15〜60cm。花期は2〜5月で苗の市販期は10月頃です。
属名の「ベルゲニア(Bergenia)」は、ドイツの植物学者「Bergen(ベルゲン)」の名に因みます。英名は「Himalayan creeping
saxifrage(ヒマラヤン クリーピング サクシフラガ)」。和名は、肉厚でつやのある葉が冬でも雪の下からのぞかせていることから「ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)」です。
またこの葉が、丸い光沢のあるうちわのような大きな葉の形状から、別名「オオイワウチワ(大岩団扇)」。または「ベルゲニア」、耐寒性が高いことから「Winter begonia(ウインター ベゴニア)」とも呼ばれます。中国ではこの仲間を『岩白菜「ヤンパイツァイ(ガンハクサイ)」』属と呼び、薬として利用しているそうです。 |
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...........花の栽培.........
高山植物なので耐寒性に優れていますが、暑さや蒸れに弱いので、排水性がよく真夏に半日陰になる場所が適します。砂質土に腐葉土などを混ぜた用土に、新芽の伸びる方向をあけて浅植えにします。
夏は葉焼けしないように遮光し、水やり過多は避けます。繁殖は花後の株分けや実生で行い、また根茎を切って根伏せでふやすこともできます。 |
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