〜 1月8日の花 ロウバイ(臘梅・蝋梅) 〜
花言葉 |
慈しみ・ゆかしさ・愛情・慈愛・先見 |
別名 |
カラウメ・オウバイカ・ナンキンウメ |
科・属名 |
ロウバイ科・キモナンサス(ロウバイ)属 |
原産地 |
中国中部原産 |
状態 |
落葉低木 |
...........花言葉の伝説と由来・特徴.........
ロウバイは中国中部原産の落葉低木で江戸時代のはじめに中国から渡来して、漢名「蝋梅」がそのまま使われています。極寒の葉のない枝の中途で花をつけ、葉の落葉後に、梅に似た香りのよい黄色い花をうつむき加減に咲かせます。
中国では厳寒期に咲く花木の代表格として、このロウバイとツバキ、ウメ、スイセンを「雪中四花」と呼ぶそうです。ロウバイは花径2p、色は外側の花弁が黄色で中心部は暗紫色(写真右上)ですが、庭木などに多く植えられている変種の『ソシンロウバイ「素心臘梅(蝋梅)』は、ロウバイより花が大きく中心部までが黄色(写真右3番目)です。
晩秋には卵形でこげ茶色の実「写真右中央(素心蝋梅の実)」が成ります。ナンテン・ツバキ・スイセンとともに冬を代表する花のひとつで、そっと控えめに咲く姿は日本人好みの趣で、茶花や生け花にもよく利用されます。樹高は2〜4m。花期は12〜翌2月頃で鉢の市販期は11〜12月頃です。
属名の「キモナンサス(Chimonanthus)」はギリシャ語の「cheimon(冬)」と「anthos(花)」に由来し、冬に咲く花にちなみます。和名の「ロウバイ(臘梅、蝋梅)」は、花がろう細工のような光沢と質感をもち、梅の花に似ていることからこの名前が付きました。または花が臘月(陰暦の12月、現在の1月頃)に咲くことからとの説もあります。
漢字で「蝋梅、臘梅」と表しますが、虫偏の「蝋梅」は漢名の音読みから、月偏の「臘梅」は臘月頃に咲くためだとされます。別名は「オウバイカ(黄梅花)」。または梅に似た香りと花形で、中国から伝わったことから「カラウメ(唐梅)、ナンキンウメ(南京梅)」とも呼ばれます。英名は「Winter sweet(ウインター スウィート)」です。 |
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...........花の栽培.........
厳寒期を除く11月下旬から3月までに、日当たり水はけのよい肥沃な土に、大きめの植え穴に堆肥化腐葉土を混ぜ、高植えに植えつけます。
花が咲くのは植えつけしてから5〜8年必要ですが、一度花が咲けばその後は毎年開花します。花が終わる頃に、お礼肥えと、8月下旬頃に等分の油かすと骨粉を施します。3〜4年に1度古枝が長くなりすぎたら、新枝に更新します。 |
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