〜 1月15日の花 オキザリス(花酢漿草) 〜
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オキザリス・バーシカラー
(シボリカタバミ) |
オキザリス アーティキュラータ
(イモカタバミ) |
オキザリス・ヒルタ
(キダチハナカタバミ) |
花言葉 |
輝く心・母親の優しさ・喜び・決してあなたを捨てません・輝煌 |
別名 |
ハナカタバミ・ミヤマカタバミ |
科・属名 |
カタバミ科・カタバミ(オキザリス)属 |
原産地 |
南アフリカ・中南米の熱帯〜亜熱帯原産 |
状態 |
球根類 |
...........花言葉の伝説と由来・特徴.........
オキザリスは南アフリカ、中南米の熱帯〜亜熱帯原産の球根植物です。カタバミ属の園芸品種を総称してオキザリスと呼び、世界で850種あると言われています。花形や開花期は品種により異なり、主に秋に花を咲かせますが、冬から春咲き、夏咲きのものもあります。
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春咲き(冬生育型):「ボウイエイ(bowiei)」、「バーシーカラー(versicolor)」、「バリアビリス(variabilis)」、「アデノフィラ(adenophylla)」、「ギガンテア(gigantea)」、「ロセア(rosea)」。
秋咲き(夏生育型):「トリアングラリス(triangularis)」、「テトラフィラ(tetraphylla)」、「ラシアンドラ(lasiandra)」、「ファバエフォリア(fabaefoia)」、「グラブラ(glabra)」、「ルテオラ(luteola)」。
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オキザリスの葉はハート形の小葉3枚で、クローバーに似て地面を覆うように広がり、緑色のほか、赤紫や銀白色にそまるものもあります。丸葉〜糸葉までいろいろなタイプがあるので、グランドカバーとしても楽しめます。5弁花の花色は赤・ピンク・白・黄・紫・複色と多彩で、いずれも個性のある美しい花を咲かせます。
またカタバミの花や葉は光に敏感に反応し、日中に開き、曇りや夜間には閉じてしまいます。草丈は10〜25cm。開花期は10〜翌4月で鉢の市販期は4〜9月頃です。画像は、「オキザリス・セルヌア(写真右上)」、「オキザリス・モモノカガヤキ(写真右2番目)」、「オキザリス・バーシーカラー(写真右下)」です。
属名の「オキザリス(Oxalis)」はギリシャ語の『オクシス「oxys(酸っぱい)」』という意で、葉にシュウ酸が含まれていることにちなみます。日本の雑草である「カタバミ(酢漿草、または片喰)」も、別名「酸いものぐさ」といわれるように、葉や茎に酸味があります。品種によって「ハナカタバミ(花酢漿草)」、 「ミヤマカタバミ(深山酢漿草)」、「ムラサキカタバミ(紫酢漿草)」、「 オオキバナカタバミ(大黄花酢漿草)」、「アカカタバミ(赤酢漿草)」、「イモカタバミ(芋酢漿草)」などと呼ばれます。
また南ヨーロッパでは毎年復活祭の晩にカタバミの花が咲くので、「ハレルヤ(ヘブライ語で神をたたえよ、の意)」とも呼ばれ、またフランスではカッコウが現れるころに実を付けるので「カッコウのパン」と名づけられているそうです。 |
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...........花の栽培.........
強健で繁殖力が強いので、土質を選ばずよく育つので、植え付けるときは群生してもよい場所を選びます。肥料も発芽当時に少々の化成肥料を置くか、ときどき液肥を与える程度でかまいません。
ただ日当たりが悪いと開花しないので、日当たりのよいことが条件です。霜よけ、寒風よけをすれば冬越しは可能です。葉が黄色く枯れてきたら掘り上げ、分球して保存します。 |
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