〜 1月23日の花 フクジュソウ(福寿草) 〜
花言葉 |
幸せを招く・永遠の幸せ・思い出・幸福・最上の愛情・希望・祝福・おめでた・悲しい思い出 |
別名 |
ガンジツソウ・ガショウラン・フクジンソウ・フクトクソウ・チョウシュンギク・チョウジュギク・フジギク・ガショウラン・マンサクソウ |
科・属名 |
キンポウゲ科・アドニス(フクジュソウ)属 |
原産地 |
東部シベリア・中国・日本原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
フクジュソウは日本・中国・朝鮮半島原産の多年草です。雪解けとともに早春を飾る黄金色の花で、福寿草という名前のとおり福を呼ぶ縁起のよい花として知られています。根茎は25cm位、短く肥厚してひげ根が多く、花径は3〜4p、鮮黄色や橙色の可憐な花を咲かせます。
早春に葉を茂らせる前に花を付け、初夏には休眠に入る早春植物のひとつです。花色は黄色やオレンジの他に、花の中から花が咲く三段咲き(黄・緑・黄)や紅・白・橙紅色などがあります。花は晴れた日に開き、曇りや雨の日は半開きとなります。
新年を祝う花から和名は「フクジュソウ(福寿草)」、または「ガンタンソウ、ガンジツソウ(元日草)」、「ツイタチソウ(朔日草)」と呼ばれます。江戸初期に旧暦の元旦頃に花を咲かせるため、正月飾りとして用いたことからとされます。そのため、江戸時代には改良が盛んに行われ、多彩な園芸品種が生まれました。現在の正月飾りは温室などで促成されたものです。
また開花期間が長いため「チョウジュソウ(長寿草)」という別名があります。ほかにも「福人草」、「福徳草」、「長春菊」、「長寿菊」、「富士菊」、「賀正蘭」、「万作草」など、新年の飾りとして珍重されたので福寿のめでたい別名が付いています。花言葉も同じく縁起がよく幸せが似合う植物ですが、実にアセボトキシンなどを含む有害植物で、根は強心薬に使われるそうです。草丈は約15〜25p。開花期は2〜4月、鉢の市販期は11〜翌1月頃です。
属名の「Adonis (アドニス)」はギリシャ神話に登場する美少年アドニスの名にちなみます。英名は「Amur adonis(アムール アドニス)」といいます。画像は『ツマオレガサ「爪折笠」(写真左)』、『ベニナデシコ「紅撫子」(写真右上)』、『シュホウ「朱宝」(写真右下)』です。 |
|
...........花の栽培.........
晩秋から早春の開花期にかけては日当たりがよく、晩春から初秋までは半日陰になる場所が適します。水切れに注意し、花後にお礼肥えを施したら、半日陰で水やりを続けます。
肥料は元肥に化成肥料を施し、花後と6月に化成肥料を与えます。梅雨後の高温期は乾燥防止のため、厚く敷きワラをし、3〜4年に1回、掘り上げて株分けします。 |
|