〜 1月24日の花 サイネリア、シネラリア(富貴菊) 〜
花言葉 |
いつも快活・元気・望みある悩み・華やかな恋・陽気 |
別名 |
シネラリア・フウキギク・フキザクラ・ペリカリス |
科・属名 |
キク科・ペリカリス(旧シネラリア)属 |
原産地 |
カナリア諸島・マデイラ諸島・アゾレス諸島原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
サイネリア(シネラリア)は北アフリカ、カナリア諸島原産の一年草・多年草です。野生種をもとに交配して作り出された品種で、日本に輸入されたのは明治の初期です。
耐寒性がなく夏の暑さにも弱いので、日本では夏超しが難しく一年草として栽培され、早春を告げる花として知られています。よく知られているのは、花径が7〜8pの大輪種の「グランディフローラ系」、2〜3pの小輪の「マルチフローラ系」、日本で独自に改良された「ダルマ系」があります。
シネラリアという呼び方は、日本では「シ」を「死」と連想させることから「サイネリア」と呼ばれています。語呂合わせから忌み嫌っていますが、サイネリアは赤・青・ピンク・白・紫や、覆輪・一重咲き・八重咲きなど、華やかさがいっぱいの花を株一面色鮮やかに咲かせます。
開花のピークには半球形に多くの美しい花を咲かせ、中でも蛇の目(中央に白い輪)タイプ(写真左と右3番目)や覆輪(写真右下)が好評です。画像は「サイネリア・セネシオシルキー(写真右下)」です。草丈は20〜70cm。開花期は12〜翌5月で鉢の市販期は10〜翌4月頃です。
旧属名である「シネラリア Cineraria )」は、花後の白い冠毛から老人を連想させるためラテン語で老人という意味の「senex(セネックス)」にちなみます。現在はペリカリス属に分類されていますので「ペリカリス」とも呼ばれます。和名は「フウキギク(富貴菊)、または「フキギク(蕗菊)」、「フキザクラ(蕗桜)」などと呼ばれます。
英名は「Florist's cineraria(フローリスト シネラリア)」、「Groundsel cineraria(グランドセル シネラリア)」です。 |
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...........花の栽培.........
発芽気温が20℃くらいなので、暑さ寒さを避けてタネまきは9月に行います。本葉が4〜5になったら3号ポットに移植します。生長に合わせ徐々に鉢を大きくし、元肥として緩効性化成肥料を施します。
花芽がついたら室内の明るい窓辺に置き開花させます。葉が大きく乾きやすいため、用土の表面が乾いたら底穴から流れ出すまでたっぷりと水を与えます。 |
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