〜 1月26日の花 マーガレット(木春菊) 〜
花言葉 |
心に秘めた愛(白)・誠実・恋占い・予言・慈悲・忍耐と悲しみ・真実の愛(ピンク)・貞節・真実の友情・信頼 |
別名 |
モクシュンギク・キダチカミツレ・パリスデージー |
科・属名 |
キク科・アラギランテマム(クリサンセマム)属 |
原産地 |
カナリア諸島原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
マーガレットは北アフリカ沖のカナリー諸島原産の半耐寒性多年草です。日本には明治末期に渡来した代表的な洋花のひとつです。誰からも親しまれ、花言葉にもあるとおり好き、嫌い、好き、と交互に言いながら花びらをちぎり、恋の成就を願う恋占いの花です。
マーガレットは品種改良により、基本種の白い辺花に黄の心花のほか、ピンク・黄・橙色、一重咲きから半八重・八重咲き、また中心の花が変かして盛り上がる丁子咲きなどがあります。葉は切れ込みが深い鮮緑色です。草丈は20〜100cm。主な開花期は3〜6月で市販期は1〜5月頃です。画像は「ボンザ マーガレット(写真左)」、「メテオール レッド(写真右上)」、八重咲きの「アクロクリニウム ペーパードール(写真右2番目)」、「クイーンマイス(写真右3番目)」、丁子咲きの「エンジェリック レモン(写真右下)」です。
学名は「クリサンテマム、またはクリサンセマム属フルテスケンス種(Chrysanthemum frutesceus)」で、クリサンセマムはギリシャ語の「chrysos(黄金色)」と「anthemon(花)」で、「黄金の花」という意味に由来します。また「マーガレット」という名前は、ギリシャ語の『Margaritaceus「マルガリーテス」(真珠)』のような輝きという意味で、純白の花びらを指し、西洋の女性名でもあります。
まさに草花の真珠といわれるにふさわしい花で、フランスでは大きいマグリットは「ジョチュウギク「除虫菊)」、小さいマグリットは「ヒナゲシ(雛罌粟)」を指すそうです。1669年以前のヨーロッパでは、地中海沿岸やシベリア原産のフランスギクのことを「マルグリット、マルゲリータ、マルガレーテ」などと呼んでいたそうです。
和名は「モクシュンギク(木春菊)」と言い、若い葉が春菊に似ていることや、株が古くなると茎が木のようになることに由来しています。別名は「キダチカミツレ(木立ちかみつれ)」です。英名は「Marguerite(マーガレット)」、またはフランスで園芸用に改良されたので「Paris daisy(パリス デージー)」とも呼ばれます。
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...........花の栽培.........
春先にポット苗を求めて植え付けるのが一般的ですが、同時期に販売される開花株を求めてコンテナに植え替え、鑑賞しながら栽培することもできます。
植えつけの適期は3月末頃で、日当たりがよい温暖な場所で管理します。赤玉土7、腐葉土3の混合土に緩効性化成肥料を加え植えつけます。たっぷりと水やりし、数日間は風の当たらない場所に置いたあと、日なたに出します。
過湿を嫌うので、水は土の表面が乾いたら与えます。花が止まったら株を切り詰め、半日陰の涼しい場所で夏越しさせます。 |
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