〜 1月29日の花 キンカン(金柑) 〜
花言葉 |
思い出 |
別名 |
ネイハキンカン・ヒメタチバナ・マルキンカン・ナガキンカン・マメキンカン・キンキツ |
科・属名 |
ミカン科・キンカン(フォーチュネラ)属 |
原産地 |
中国原産 |
状態 |
常緑低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
キンカンは中国南部原産の常緑低木で、日本に渡来したのは鎌倉時代の末から室町時代の初期と言われています。原産国中国の商船が遭難した際に、お礼にと貰ったキンカンの砂糖漬けの種子が、現在のキンカンの木の初めとされています。
キンカンは小形のカンキツ類でキンカン属植物の総称です。広く普及しているのは「ナガキンカン(長金柑)」と、甘味があって品質のよい『ネイハキンカン「ニンポウキンカン」(寧波金柑)』、「マルキンカン(丸金柑)」、径1cmほどの実を付け、盆栽などの鉢植えに向く「マメキンカン(豆金柑)」などがあります。
初夏から秋にかけて5弁の小白花を咲かせます。実は直径2〜3pで冬に熟して黄金色となり、皮ごと食べたり、また甘露煮やマーマレードなどに利用されます。
また、キンカンは生薬名では「キンキツ(金橘)」と呼ばれ、特に栄養価が高くビタミンA、B1、B2、C、E、βカロチンを含み、高血圧や風邪、咳止めに効果を発揮します。樹高は約3m。開花期は7月、9〜11月で実熟期は11〜翌1月頃です。
属名の「フォーチュネラ(Fortunella)」は、東洋に旅行したイギリスの学者「R.フォーチューン」の名に因みます。この実が輝くような黄金色から、和名は「キンカン(金柑)」で、漢名の金柑を日本読みにしたものです。別名は「ヒメタチバナ(姫橘)」です。英名は「kumquat、Cumquat(カムカット、カムクヮト)」で金柑の広東語読みとされます。 |
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...........花の栽培.........
植えつけは3月下旬から、地域によっては5月上旬また葉までが適期です。日当たり水はけがよく、寒風の当たらない場所なら土質は選びません。大きめの植え穴に堆肥をたっぷり入れて踏み固め、高めに植えつけます。枝葉の茂っている苗は少し枝を抜き取り、支柱を立て、乾燥防止も兼ねて敷きワラなどでマルチングをしておきます。
施肥は骨粉や草木灰などリン酸やカリ分の多い肥料を十分に混ぜ、木の大きさに合った必要量の半分を3月、残りを6月上旬と11月中旬の2回に分けて施します。 |
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