〜 1月31日の花 ギョリュウバイ(御柳梅)〜
花言葉 |
蜜月・華やいだ生活・素朴な強さ・濃厚な愛 |
別名 |
ショウコウバイ・ティーツリー・ネズモドキ・マヌカ・レプトスペルマム |
科・属名 |
フトモモ科・レプトスペルマム(ネズモドキ)属 |
原産地 |
マレー諸島・オーストラリア・ニュージーランド原産 |
状態 |
常緑低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ギョリュウバイはニュージーランドからオーストラリア東南部原産の常緑低木〜小高木です。ギョウリュウバイからはワックスフラワーに似た一重や八重咲き、花色違いのものなど、多くの園芸品種が生まれています。線形の葉は互生して長さ1.5pほどになり、白やピンク、赤などの花をつけます。紅色系の濃淡が美しく、小花だけでなく葉にも赤みがあります。
原産地では葉に香りを持つため古くから薬用植物として利用され、また蜂蜜の蜜源としても知られ、「マヌカハニー(Manuka honey)」と呼ばれる蜂蜜は、強い殺菌作用があるとされます。また胃腸などにも有効と言われ、精油の抽出もできて筋肉疲労にも効果があるとされます。樹高は30cm〜5m。開花期は2〜6月で鉢の市販期は11〜翌3月頃です。
属名の「レプトスペルマム(Leptospermum)」はギリシャ語の「leptos(薄い)」と「sperma(種子)」からなり、「薄い種子を持つほうき」の意味で、この種子がほっそりとしたことにちなみます。
和名は葉が針葉樹のようで樹木の「ギョリュウ(御柳)」に似ていることや、花が梅に似ているところから「ギョウリュウバイ(御柳梅・魚柳梅)」と呼ばれ、小形で一重咲きの品種は「ショウコウバイ(松紅梅)」と呼ばれます。別名は葉姿が針葉樹のネズに似るため「ネズモドキ」です。
英名は、オーストラリアやニュージーランドの入植者がこの花をお茶代わりに飲んだから、またはイギリスの海洋探検家「キャプテン クック(Captain Cook)」がお茶の代用にしたことから、「Tea tree(ティーツリー)」、または「New Zealand tea tree(ニュージーランドティーツリー)」と呼ばれます。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと水はけがよければ、春と秋に緩効性化成肥料を与える程度でよく咲きます。耐寒性もあり丈夫で育てやすい植物ですが、北風の当たらない暖かい場所に植え、鉢植えは室内に取り込みます。棘があるので取扱いには注意します。 |
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