〜 2月2日の花 ワックスフラワー 〜
花言葉 |
気まぐれ・繊細・可愛らしさ |
別名 |
ジェラルトンワックスフラワー・カメラウキウム・ウンキナツム |
科・属名 |
フトモモ科・カメラウキウム属 |
原産地 |
オーストラリア原産 |
状態 |
半耐寒性常緑低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ワックスフラワーはオーストラリア原産の半耐寒性常緑低木です。ウェスタンオーストラリア州南西部に12種類ほどが自生している、オーストラリアの固有種です。
枝は細くよく分枝し、葉は線形、先端はかぎ状で、暑さ・寒さ・乾燥によく耐える強健な花木です。花径約2cmほどの花を房のように付けます。花びらは分厚くワックスをかけたような鈍い光沢を放ち、色はピンクや紫かかったピンクのほか、紅または白色の梅に似た小さな花でよい香りがします。
大部分はオーストラリアなどの輸入品ですが、国内でも栽培されるようになり、新鮮なものが出回るようになりました。よく見かけるのは「カメラウキウム・ウンキナツム」で、切り花として人気があります。花もちがよく小さく整い、他の花を引き立てるのでアレンジや花束のすきまを埋めるのによく利用されています。樹高は2〜3m。開花期は2〜6月で鉢の市販期は12〜翌3月頃です。
属名の「カメラウキウム(Chamelaucium)」は、ギリシア語の「chamai(背の低い)」と「leucos(白)」の意味で、この種にある木が低木であり、また白くて艶のある花を咲かせることにちなみます。英名は「Waxflower(ワックスフラワー)」、「Waxplant(ワックスプラント)」、「Geraldton waxflower(ジェラルトン ワックスフラワー)」です。花弁が臘細工のような質感があるため日本でも英名の「ワックスフラワー」で通っています。 |
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...........花の栽培.........
高温多湿を嫌い、耐寒性も低いので、鉢植えの場合は日当たりと排水がよく、砂質壌土で育てます。開化後に思い切って株を半分に切り戻すと、次の年に花つきがよくなります。
晩秋には室内の明るい窓辺に移し、水やりを控えます。春と秋に緩効性化成肥料を施し、遅霜の心配がなくなったら、根鉢を崩さずに植え替えをします。 |
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