〜 2月5日の花 オーブリエチア(紫薺) 〜
花言葉 |
君に捧げる・つつましやかな物腰 |
別名 |
ムラサキナズナ・オーブリエタ |
科・属名 |
アブラナ科・ムラサキナズナ(オーブリエタ)属 |
原産地 |
地中海東部沿岸原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
オーブリエチアはヨーロッパの南東部から西アジアに分布する、耐寒性常緑多年草です。複雑な交配から生まれた園芸種で、日本には明治末に渡来、その後大正時代に数種が輸入されました。
葉は狭倒卵形から倒卵形で白い毛に覆われ、黄や白の斑入り葉があります。花は花径1.5pくらいの4弁花で、美しい青紫色の小花を群生して咲かせます。花色は主に青紫ですが、ほかに白やピンク、紅紫(写真上段中央)、一重、八重などがあります。
日本ではあまり普及しませんでしたが、最近はデンマークなどから苗が入るようになり、花付きがよくマット状に広がるので、花壇やコンテナガーデン、ロックガーデン、鉢植えとして利用されています。草丈は15〜20p。開花期は4〜6月と10〜翌2月頃で鉢の出回りは9〜翌3月頃です。
属名の「オーブリエタ(Aubrieta)」は、フランスの有名な植物画家『クロード・オーブリエ「Claude Aubriet(1668〜1743年)」』にちなんでつけられました。和名は花姿から「ムラサキナズナ(紫撫菜、または紫薺)」。英名が「Aubrietia(オーブリエチア、またはオーブレチア、オーブリエタ)」です。 |
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...........花の栽培.........
タネは非常に小さいのでピートバンなどにまき、発芽後に鉢上げして育て、日当たりと水はけのよい場所に置きます。比較的寒さには強いのですが、夏の高温多湿を嫌うので水はけのよい場所に定植し、長雨でも滞水しないように栽培します。
日中はよく日に当て、花後は軽く切り戻して種子をつくるのを防ぎ、新芽の発生を促します。挿し芽は花後、または9月に行い、実生の場合は春に行います。冬は霜よけして凍らせないように注意します。 |
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