〜 2月10日の花 ハナニラ(花韮) 〜
花言葉 |
別れの悲しみ・耐える愛・恨み・愛しい人・卑劣 |
別名 |
アイフェイオン(イフェイオン)・セイヨウアマナ |
科・属名 |
ネギ(ユリ)科・イフェイオン(トリスタグマ)属 |
原産地 |
アルゼンチン原産 |
状態 |
球根類 |
...........花のいわれ・特徴.........
ハナニラは南米のメキシコからアルゼンチン原産の秋植えの耐寒性球根植物で、日本には明治時代に渡来しました。ハナニラは、早春に細い茎を伸ばして愛らしい星形の花を無数に咲かせます。派手ではありませんが草丈の割には花が大きいので見栄があり、花弁の先端は尖っています。
代表的な原種は白色や青、紫色の花を咲かせ、ハナニラと呼ばれている「ユニフローラム(uniflorum)」、鮮やかな黄花をつける「セロウィアナム(sellowianum)」です。園芸種としては、ピンクの花を咲かせる「シャーレット・ビショップ(charlette bishop)」、やや大輪で深い青色の「ウィズレーブルー」などがあります。
広線系の葉は直立せずに地面を這い、四方八方に広がるのでグラウンドカバーに、またプランターやバスケットに最適です。厳しい寒さにも耐え、とても強健で毎年増えて広がり、野草のように生えているところもあります。草丈は10〜20p。開花期は3〜4月で苗は11〜翌3月頃です。
和名は、花が美しく、葉と球根にニラのような匂いがあるため「ハナニラ(花韮)」とつけられました。ただ食用のニラとは別の植物です。今までに何度か種名や科名が繰り返されていますが、園芸上の属名(多くある属名の1)の「ブロディア」、または「イフェイオン(Ipheion)」と呼ばれています。
別名は、甘菜に似ることから「セイヨウアマナ(西洋甘菜)」で、英名は春先に星形の花を咲かせることから「Spring star flower(スプリング スター フラワー)」です。 |
|
...........花の栽培.........
秋に球根を購入し、日なた、または半日陰になる場所に、5〜10p間隔に植え、球根の頭部が隠れるほどに浅く覆土します。
大変丈夫で耐寒性に富むので、ほとんど手が掛からず、植え替えは3〜4年置きでよく、新芽が出てからでも開花中でも植え替えが可能です。鉢植えの場合は、5号鉢で7球植え程度が目安です。 |
|