〜 2月11日の花 フリージア(浅黄水仙) 〜
花言葉 |
白 |
あどけなさ・清い香り・慈愛・親愛 |
別名 |
アサギズイセン |
花言葉 |
黄 |
無邪気・天真爛漫 |
科・属名 |
アヤメ科・フリージア属 |
花言葉 |
赤 |
純潔・愛想のよさ |
原産地 |
南アフリカ原産 |
花言葉 |
紫 |
期待・感受性・あこがれ |
状態 |
球根性多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
フリージアは南アフリカ、ケープタウン原産の半耐寒性球根植物で、仲間は南アフリカから熱帯アフリカにかけて16種類が分布しています。最初に交配が行われたのは1878年でのイタリアで、その後イギリス、オランダで盛んに改良が行われ、日本に渡来したのは1900年、明治30年代です。
栽培されているのはオランダで改良されたリキトリニー種、スパルマンニー種、コリンボーザ種、赤や紫色のアームストロンギー種などが交配された園芸品種です。細い花茎の先端の片側に小さなユリ状の花が並んで咲き、5〜10個の花が下から順に咲いていきます。花は八重咲き(写真左)や半八重咲き・大輪があり、色は原種の白と黄色と濃ピンクで、改良された園芸品種には赤・橙・ピンク・青・紫など多彩です。芳潤な香りを漂わせるおしゃれな花ですが、ただ白や黄色のような強い香りはありません。
主にプランターや鉢植えに、またスッキリとしたラインの美しさを活かして切り花に、アレンジや花束などにも利用されています。草丈は30〜60cm。開花期は3〜5月で苗の市販期は11〜翌3月頃です。草丈は30〜60cm。開花期は3〜5月で苗の市販期は11〜翌3月頃です。画像は「F・ハネムーン(写真左)」、「F・アルカーブ(写真右上)」、「F・アヌーク(写真右2番目)」、「F・ラビットイエロー(写真右下)」です。
属名の「フリージア(Freesia)」は、この植物を発見したデンマークの植物学者「エクロン(C.F.Ecklon)」の友人である、ドイツ人の医師「フレーゼ(F.H.T.Freese)」を記念して付けられた、あるいは南アフリカ植物を研究していたスウェーデン人の「フリス(フリーズ)」の名を記念したものといわれます。
和名は、花の形や明るい黄色のイメージから「アサギスイセン(浅黄水仙)」といい、またスイセンやアヤメに似るので「ショウブズイセン(アヤメズイセン)菖蒲水仙」、春の香りをぷんぷんと匂わせたランにも似るので「コウセツラン(香雪蘭)」などとも呼ばれています。英名は「Freesia (フリージア)」です。 |
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...........花の栽培.........
庭植えなら遅めに植えて、小さな芽の状態で厳寒期を過ごさせるのがコツです。鉢植えの場合は、中球で5号鉢に7球、4号鉢なら5球が標準で、9月下旬が植えつけ適期です。
冬は室内の暖房のない場所か、霜が当たらない軒下に置きます。花後は葉が黄変したら掘り上げて分球します。また庭植えの場合は、連作を嫌うので、別の場所に植えつけます。 |
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