〜 2月14日の花 ボロニア 〜
|
|
|
ボロニア・ピナータ(ピンナタ)
|
ボロニア・メガスティグマ
|
ボロニア・ヘテロフィラ
|
花言葉 |
芳香・心が和む・印象的・打てば響く・にぎやかな人柄・的確・許されぬ恋 |
別名 |
ボローニア |
科・属名 |
ミカン科・ボロニア属 |
原産地 |
オーストラリア原産 |
状態 |
常緑低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ボロニア、またはボローニアはオーストラリア原産の熱帯性常緑低木です。オーストラリアだけに自生している固有種で、約100種あり、フサアカシアと並ぶオーストラリアの代表花です。日本には昭和になって導入された比較的新しい植物で、ミカン科特有のとてもよい香りがします。
ボロニアは小さな針状葉を密生させ、釣鐘形の花を直立させて、細い枝全体を彩るようにたくさん咲かせます。花色は濃桃色や桃紫、暗紅色、オレンジ・薄緑・白などがあります。もっとも一般的なのはピンクボローニアと呼ばれる『B・ヘテロフィラ「heterophylla」(写真左)』で、4弁でふっくらと咲き、香りもよくスズランに似た可愛い花を咲かせます。
最近は、花弁の裏が暗褐色で内側が黄色の壺形の花をつけ、柑橘系のさわやかな香りをもつブラウンボローニアの『B・メガスティグマ「megastigm」(写真上段中央)』や、その変種で黄花の『B・ルティア「lutea」(写真右下)』、星形の花が特徴の『B・ピナータ、またはピンナタ「pinnata」(写真右上)』、そして「B・オージースター(写真右中央)」などが出回っています。とくにフリージアに似た強い香りがあるメガスティグマは香料として注目され、また切り花や鉢植えとして出回っています。樹高は20〜180cm。開花期は2〜5月で鉢の市販期は2〜4月頃です。
属名の「ボロニア(Boronia)」は、イタリアの植物収集家である「Francesco Barone(フランチェスコ ボローニ )」の名にちなんで付けられました。英名は「Boronia(ボロニア)」です。 |
|
...........花の栽培.........
開花株で入手し、赤玉土小粒7、腐葉土3の混合土に、緩行性粒状肥料を混ぜて植え替えます。寒さに弱いため、戸外での越冬は難しいのですが、霜に当てなければ0℃まで耐えられます。
土の過湿は禁物なので、梅雨期から夏の間は雨を避けて涼しい場所で、真夏以外は日当たりのよい場所で育てます。花が終わったら8月末〜9月上旬の間に、徒長枝などを半分くらいに切り戻して樹形を整え、花つきをよくします。 |
|