〜 2月17日の花 レースフラワー(ドクゼリモドキ) 〜
花言葉 |
可憐な心・感謝・細やかな愛情・悲哀・繊細・鏡花水月・ほのかな思い |
別名 |
ドクゼリモドキ・ビショプス ウィード |
科・属名 |
セリ科・アンミ、またはアミ(ドクゼリモドキ)属 |
原産地 |
地中海沿岸・西アジア原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
レースフラワーは地中海沿岸、西アジア原産の一年草・多年草です。レースフラワーの名前で出回っているのは、地中海原産の「ホワイトレースフラワー(A・マユス)」と、同じセリ科ですが別種で、オーストラリア原産の淡青や淡いピンクの「ブルーレースフラワー(T・カエルレア)」があります。普通にレースフラワーといえば、地中海原産のホワイトレースフラワーを指します。
ホワイトレースフラワーは、白い小さな花が数十個ずつの小グループを作り、さらにそのグループが10個前後集まって複数花序を形成します。花序の直径は6〜10cmと大きく、繊細な白い花は優しい感じを与え、ブーケやフラワーアレンジの添え花として、また切り花やドライフラワーなどによく利用されます。草丈は80〜150cm。開花期は本来5〜6月ですが、ほぼ周年出回っています。苗の市販期は9〜翌3月頃です。
名前はそのふわっとした豪華なレースのような花姿から「レースフラワー」と呼ばれています。この美しい名前に反して、和名は「ドクゼリモドキ(毒芹擬き)」といいます。猛毒を含むドクゼリと外見が似ていることから名づけられましたが、文字通り「もどき」ですので毒はなく、喘息や咽頭炎の薬として使用もされます。
別種のブルーレースフラワーと区別するために「ホワイトレースフラワー」とも呼ばれます。種子は健胃、強壮、利尿、皮膚病の薬効があり、ヨーロッパでは古くから利用されていたそうです。英名は「Bishop's weed(ビショップス ウィード)」です。 |
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...........花の栽培.........
春か秋にタネをポットまきにして、根張りをよくするため植えつけるときは、腐葉土を多めにすき込み薄く覆土して間引きます。ブルーフラワーはやや高温で、ホワイトレースフラワーは涼しい時期にまく方が発芽しやすくなります。
春に行ったん2.5号ポットに植え、日照不足は大敵なので、日当たりと水はけのよい場所を選び定植します。肥料は、葉や茎の成長を促す窒素の多い肥料は避けカリやリン酸主体のものを与えます。 |
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