〜 2月18日の花 スノーフレーク(鈴蘭水仙) 〜
花言葉 |
純潔・汚れなき心・美を好む・清純・美・清らか |
別名 |
スズランズイセン・オオマツユキソウ |
科・属名 |
ヒガンバナ科・レウコユム(スノーフレーク)属 |
原産地 |
ヨーロッパ・地中海沿岸原産 |
状態 |
球根類(多年草) |
...........花のいわれ・特徴.........
スノーフレークは中・南部ヨーロッパから地中海沿岸原産の球根植物です。日本で栽培されるスノーフレークは「レウコユム・エスティブ」という品種で、花弁の先に緑色の斑点が散っているのが特徴です。ほっそりした葉の間から花茎を伸ばし、その先端に2〜8個の釣鐘状小さな白い花を下垂して咲かせます。
見るからに清楚な感じのする花で、種子にはアリを引き付ける物質があり、昆虫たちによって運ばれ新しい場所に根付きます。またこの植物の多くが湿地に生えていますが、それは種子に空気袋を備えているので、水に流されて広がるためだとされます。寒さ暑さに強くとても丈夫で、花壇や寄せ植えに向きます。草丈は30〜40cm。開花期は2〜5月、鉢の市販期は1〜3月で球根は9〜10月頃です。
属名の「レウコユム(Leucojum)」はギリシャ語の『leukos「レウコス(白)」』と『ion「イオン(スミレ)」』に由来し、白い花色でスミレのような芳香があることにちなみます。和名は、花がスズランのようで葉がスイセンに似ることから「スズランズイセン(鈴蘭水仙)」で、別名は「オオマツユキソウ(大待雪草)」といいます。また初夏にかけて花を咲かせるため「ナツユキノハナ(夏雪花)」、あるいは「オオナツユキソウ(大夏雪草)」とも呼ばれます。
英名は、花姿から『Snowflake「スノーフレーク(雪のかけら、ひとひらの雪)」』ですが、種名が「夏の」という意味から、また原産地の開花期が夏なので「Summer snowflake (サマー・スノーフレーク)」とも呼ばれます。 |
|
...........花の栽培.........
日当たりまたは半日陰で、水はけがよければ、極めて強健なので土質は選びません。庭植えなら数年間植えたままでも自然に分球し、毎年掘り上げなくても花が咲きます。株が増えて窮屈になってきたら、6月に掘り上げ、風通しのよい場所で乾燥させてから分球して貯蔵し、秋に植えつけます。 |
|