〜 2月22日の花 クリサンセマム ムルチコーレ 〜
花言葉 |
高潔・誠実 |
別名 |
ムルチコーレ |
科・属名 |
キク科・コレオステフス(キク)属 |
原産地 |
アルジェリア原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
クリサンセマム・ムルチコーレはアルジェリア原産の一年草です。ムルチコーレはアルジェリアで品種改良された比較的新しい品種です。ただ現在はクリサンセマム属からコレオステフス属に変わり、園芸上は「クリサンセマム・ムルチコーレ」と呼ばれています。
クリサンセマムとはもともとキク属全体を指す名称ですが、園芸上、輝くような黄金色の花を咲かせる、この「C・ムルチコーレ」と、白い花びらを付ける「L・パルドーサム(ノースポール)」、または大輪の花が咲く「カリナタム(ハナワギク)」など、ごく一部の小さな花グループの総称として用いられています。
ムルチコーレは非常によく分枝して広がり、輝くばかりの黄金色の小花をひと株に30近くも咲かせます。とても丈夫で、花期は初春から初夏と長く、明るく春らしい雰囲気をもつので、春花壇や鉢、プランター、バスケットなどに利用されています。草丈は15〜20p。開花期は3〜6月で鉢の市販期は2〜4月、種子は9〜11月頃です。画像は少し白みがかった色調の園芸品種(写真右下)のものと、黄金色(写真右上)のムルチコーレです。
属名の「コレオステフス(Coleostephus)」はギリシャ語の「koleos(さや)」と「stephanos(冠、王冠)」という意で、冠毛の形から名づけられたとされます。英名は「Yellow daisy(イエロー デージー)」、「Multicaule(ムルチコーレ)」です。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと水はけのよい、腐植質の多い肥沃な用土を好みます。9月下旬〜10月ころに、ある程度まとまったスペースを埋めるように植え、表土が乾いたらたっぷりと水やりします。
本葉6〜8枚頃3号ポットに植えてフレーム内で冬越しさせ、春になってから花壇に15〜20p間隔で定植します。厳しい寒さだけでなく暑さも苦手とし、高温下で多湿にすると、徒長して軟弱に育ちます。肥料は植えつけ時に元肥えを多めに入れるほか、生育のよい時期には、液肥を月に2〜3回与えます。 |
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