〜 2月26日の花 ミモザ(銀葉アカシア・房アカシア) 〜
花言葉 |
豊かな感受性・プラトニックな愛・秘密な恋・友情・神秘・堅実・エレガンス・気まぐれな恋 |
別名 |
ギンヨウアカシア・フサアカシア |
科・属名 |
マメ科アカシア属 |
原産地 |
オーストラリア原産 |
状態 |
常緑高木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ミモザはオーストラリア南東部原産の小高木で、日本には明治時代の始めに渡来しました。アカシアの仲間は約1000種あり、房状に花を咲かせる『フサアカシア「アカシア・デアルバタ」(写真右2番目)』、葉が銀色の『ギンヨウアカシア「アカシア・ベイレヤナ」(写真右上と右下)』、葉が三角形の「サンカクバアカシア」、また「ソウジュ(タイワンアカシア)」、「ヤナギバアカシア」、「スギバアカシア」などがあります。
日本でミモザアカシアとして呼ばれているものの多くはギンヨウアカシアやフサアカシアで、単にミモザと呼ばれています。早春に淡黄色の花を枝いっぱいにつけ、丈夫であることに加え、都会的な美しさと香りのよさが親しまれています。葉は小枝にらせん状に付き銀灰色の常緑です。房状につけた小花は明るく華やかなので、枝物の少ない時期には花材として重宝し、春には切り花として、秋には葉を観賞する切り枝として流通し、淡黄色の花は現代的な洋風の生け花に人気があります。樹高は5〜10m。開花期は2〜4月で鉢の市販期は3月頃です。
属名の「アカキア(Acacia)」はギリシア語の「棘、尖らす」を意味する「akazo」に由来します。本来ミモザはマメ科の多年草でオジギソウのことを指しますが、フランスでアカシアのことをミモザと呼んだこと(ミモサ属の葉に似て、花形がミモサ・プディカに似ているため間違って使われたとされる)が名前の由来といわれます。別名は「ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)」、「フサアカシア(房アカシア)」です。英名は「Golden mimosa(ゴールデン ミモザ)」です。
原産地オーストラリアでは国花として登録され『Wattle「ワトル」(オーストラリアでアカシア属を指す言葉)』と呼ばれ、花を観賞するだけでなく木材や蜜源の植物として利用しています。フランスでは最盛期にミモザ祭りが催され、この時期が過ぎると香水の原料にするそうです。また南アフリカでは樹の皮からタンニンとゴムを採取するために栽培されています。 |
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...........花の栽培.........
日当たり水はけのよい場所であれば、多少のやせ地でも問題はなく、土質も特に選びますん。4月中旬〜5月頃に、堆肥と土をよく混ぜ、少し高めに植えつけ、支柱を立てて苗木を固定します。
肥料は特に必要はなく、むしろ肥料を与えて早く生長させると倒れやすくなります。剪定は3月中旬〜4月で頃で、放任してもよいのですが、花後、新梢が出る前に、開花枝が伸びすぎている部分を切り詰めます。 |
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