〜 2月28日の花 カルセオラリア(巾着草) 〜
花言葉 |
援助・あなたを伴侶に・可憐・ふくよか・助け合い・幸福・深い愛情・御身に私の財産を捧げる |
別名 |
キンチャクソウ・ポケットブックフラワー・スリッパフラワー・ポーチフラワー |
科・属名 |
ゴマノハグサ科・カルセオラリア(キンチャクソウ)属 |
原産地 |
南アメリカ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
カルセオラリアは中南米原産の一年草・多年草で、パタゴニアやアンデス山脈に多く分布し、およそ300種ほどあるとされます。もともとは多年草ですが、高温や寒さに弱いので、日本では一年草扱いとされます。とてもユニークな花形で、上の花弁が小さく下の花弁が大きく袋状に発達しています。
葉は対生または輪生し、花色は赤・黄・オレンジ・黄に赤の斑点(写真左)や、黄と赤のツートンカラー(写真右下)など華やかな色合いです。画像は「カルセオラリア・ゴールデンセンセーション(写真上段中央)」、「カルセオラリア・ミダス(写真右中央)」です。
ぷっくりと膨らんだ独特の花形とカラフルな色は、周りを明るく賑やかにさせるので利用も高い鉢花や庭に、寒い時でも、小輪で黄一色のルゴサ系は戸外でも育つのでプランターやバスケットに、また切り花用としては丈の高い品種が出回っています。草丈は10〜30cm。開花期は3〜5月、鉢の市販期は1〜5月頃です。
属名の「カルセオラリア(Calceolaria)」は、ラテン語の『calceolus「カルケオス、カルセオラス(小さな靴、スリッパ)」』の意をもち、この花の形に由来したものです。またイタリアの植物学者「F.Calceolari(カルチュオラリ)」の名にちなんだものともされています。
和名もこの袋状の花姿から「キンチャクソウ(巾着草)」といい、同じように英名も「Pocketbook flower(ポケットブック フラワー)、またはスリッパやポーチに見立て「 Slipper flower(スリッパ フラワー)」、「Pouch flower(ポーチ フラワー」などと呼ばれています。 |
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...........花の栽培.........
9月以降にピートバンなどにタネまきし、覆土せずに本葉が3〜4枚ついたら、数株ずつ鉢上げし、室内およびフレーム内で冬越しさせますが、あまり高温にすると病気にかかりやすくなります。3月半ば頃に、市販の培養土をコンテナに詰めて定植します。
戸外の日当たりで育てますが、水や雨が花の中に入ると傷みやすいので、水が掛からないように注意し、また水切れをおこすとしおれやすいので、土の表面が乾いたらたっぷりの水やりをします。 |
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